今回は、このような方に向けて書いています。
実は、プログラマーになるためには必ずしもプログラミングスクールに通う必要はありません。けれども多くの人がプログラミングスクールに通うのには理由があります。
今回は、プログラミングスクールに通う理由や未経験からでもプログラマーになる方法について紹介していきます。ぜひ、自分に合った学習方法を見つけ、エンジニアとしての一歩を踏み出してみてください。
この記事を書いた人
特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。
- 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
- 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。
TechAcademyは、マンツーマンでの学習ができるため初心者でも学びやすいと評判です。オリジナルアプリを作るコースもあるため、就職時に高い評価を得ることも可能です。
プログラマーとは
プログラマーは、コンピューター上で動くソフトウェアやシステムの開発や保守を行う職業です。
プログラマーの仕事
一般的にプログラマーといっても、仕事の内容や必要なスキル、考え方も違う色んな種類のプログラマーがいます。ここでは、5つの種類についてご紹介します。
自身がどんなプログラマーを目指すのかによって、学習する内容も変わってきます。ぜひ参考にしてみてください。
アプリケーションプログラマー
アプリケーションプログラマーは、デスクトップアプリケーションやモバイルアプリケーションなど、特定の用途に特化したソフトウェアの開発を行うプログラマーです。
ゲームプログラマー
ゲームプログラマーは、ゲーム開発に特化したプログラマーで、ゲームエンジンやグラフィックス、音声処理などの技術を駆使して、ゲームの開発を行います。
Webプログラマー
Webブラウザー上で動作するWebサイトやWebアプリケーションの開発を行うプログラマーです。技術的には、フロントエンド、バックエンドに分かれて開発をすることが多いです。
[汎用系・組み込み系]システムプログラマー
コンピューターシステムの開発や保守を行うプログラマーです。
家電に組み込まれるソフトの開発をするプログラマーのことを組み込み系プログラマーといいます。
セキュリティプログラマー
コンピューターシステムやネットワークのセキュリティを担当するプログラマーです。様々なセキュリティ技術やプロトコルを使い、システムの脆弱性を発見し、対策を講じます。
システム全体の幅広い知識が必要になるプログラマーです。
プログラマーになるメリットとは?
コロナをキッカケにプログラマーが注目される職業になりましたが、以前は3K(きつい、帰れない、休暇が取れない...)とか7Kとか言われるほど不人気の職業でした。
けれども2023年現在は、プログラマーを目指す人が増えています。プログラマーになるメリットはとして、どのような点があげられるでしょうか。ここで3つメリットについて解説していきます。
高い需要と安定性
近年のデジタル化の進展により、プログラマーの需要は高まっており、需要と供給のバランスが取れているため、高い給与と安定した雇用を期待することができます。
これからもまだまだプログラマーは必要になると予想されています。
創造性や自由度が高い
プログラムを書くことは、コンピューターが処理するための指示を記述することであり、そのプログラムをどのように書くかはプログラマー次第です。
プログラミングは業務効率化のために利用されるため、考え方や創造性といったものはプログラマー以外の職業にも役立つものです。
メモメモ
考え方や創造性は他の職業にも活かすことができるため、非エンジニアがプログラミングスクールでプログラミングを学ぶことも多いです。
様々な業界で求められている
プログラマーは、コンピューターやソフトウェアを扱う仕事です。今やコンピューターを使わない企業はありません。そのために様々な業界で活躍できる可能性があります。
チェック
例えば、Web開発、ゲーム開発、金融、医療、教育など、様々な分野での仕事があります。そのため、自分の興味のある分野でのキャリアを築くことができるというメリットがあります。
プログラマーになるためのステップ
プログラマーになるために、どのような手順で目指すといいのかわからないという方も多いと思います。ここでは未経験者がプログラマーになるために、手順(ステップ)をを解説していきます。
目標を設定する
プログラミングの分野や特定のスキルに興味があるのかを考え、具体的な目標を設定しましょう。目標があいまいだと、方向が定まらずモチベーションの維持が難しくなることがあります。
良い目標の例としては、Web開発やデータサイエンスなど、自分が興味を持って取り組みたい領域を選びます。
良くない例としては、フリーランスになれたらいい。自由に仕事できたらなんでもいいという目標です。
学習方法を選択する
オンラインの学習プラットフォームやコーディング教育サイトで提供されている学習コースを受講したり、大学や専門学校などの教育機関に通ったり、プログラミングを学習するには色々な方法があります。
自分にあった学習方法を選択するようにしましょう。
実践する
学習した知識を使って、何かを作成してみましょう。はじめは小さなことから始めて、自分で問題を解決する経験を積むことが大切です。
GitHubなどのプロジェクト管理ツールを使用して、自身の成果物を保存・共有することもおすすめです。
コミュニティ参加する
プログラミングのコミュニティに参加することで、他の開発者との交流や情報共有が可能です。オンラインフォーラムやコーディングイベント、ローカルのコーディンググループなどに参加し、他の人々と学び合いましょう。
ポートフォリオを構築する
自分の成果物やプロジェクトをまとめたポートフォリオを作成しましょう。これは、将来の雇用主やクライアントに自身のスキルや実績を示すための重要なツールです。
メモメモ
未経験者の場合は、学習した知識、習得した技術を相手に伝える手段がポートフォリオしかありません。なるべく質の高いものを作るようにします。
実務の経験をする
学習が進んだら、インターンシップやフリーランスの仕事を探して実務経験を積むことも考慮しましょう。実務経験は、プログラミングスキルの向上や実際の業務フローの理解に役立ちます。
チェック
もちろん、ポートフォリオを作り企業のプログラマー職に応募することも可能です。
未経験からプログラミングを勉強するには?
未経験者がプログラミングの勉強をする時は、わからなくなった時に質問できる環境で学習を進めるのがおすすめですが、人によって自己投資できる金額が異なるため状況に合わせた学習方法を選択するべきです。
プログラミング未経験者がプログラミングの勉強をするには、以下の方法があるので参考にしてください。
オンライン学習サイトで勉強する
初心者が一番最初にプログラミングの学習をするには、以下の2つの学習サイトがおすすめです。どちらも無料枠で学習できるコンテンツもありますが、有料でも約1000円〜1500円程度で学習することができます。
オンライン学習サイトなどで提供されているプログラミングコースを受講することで、基本的なプログラミングの知識を身につけることができます。
教育機関に通い学習をする
大学や専門学校、短期集中型のプログラミングスクールなど、教育機関に通うことで、より深いプログラミング知識を身につけることができます。
自己資金に余裕がある方は、教育機関に通い資格を取得したり、興味がある分野を深く学習することもできます。
社会人の方であれば、給付金を使い国の制度を使って安く受講もできます。
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自己学習とプログラミングスクールでの学習のそれぞれのメリットは?
「未経験からでもプログラマーになる方法」は、プログラミングスクールに通うのが一般的ですが、自己学習と、プログラミングスクールで学習するのはどちらが自分に合っているかということが重要です。
それぞれのメリット・デメリットを見て、どちらが合っているのか確認してみましょう。
自己学習のメリット・デメリット
自己学習のメリット
自分のペースで学べること、自分の興味のある分野に深く入り込めること、自分自身の学習スタイルを確立できることなどが挙げられます。
また、オンライン上には多数の無料・有料の学習リソースがあり、好きなときに自由に学ぶことができます。
自己学習のデメリット
- 学習内容の選定が困難であること
- 学習中に質問できる相手がいないこと
- モチベーションの維持が難しいこと
また、自分自身で学習計画を立て、適切な進捗管理を行う必要があります。
自己学習は、自己管理能力や自己学習能力を高めることにつながりますが、専門的な知識やスキルを身につけるためには、実践的な指導や経験が必要です。
プログラミングスクールでの学習のメリット・デメリット
プログラミングスクールのメリット
専門的な指導やカリキュラムによって、効率的かつ体系的な学習が可能であることです。
また、同じ目的を持った仲間と一緒に学ぶことで、モチベーションが高まりやすく、情報交換もしやすい環境が整います。
スクールによっては、業界に精通した講師や、現場で使われている最新の技術やツールを学べる場合もあります。
プログラミングスクールのデメリット
- 費用がかかること
- 通学に時間を要する場合があること
- 講師の質やカリキュラムが一定ではないこと
また、自分のペースに合わせた学習ができない場合もあるため、既存の知識や経験に合わせて学習を調整することができない場合もあります。
プログラミングスクール選びのポイントとは?
もし、資金面の問題をクリアできているのであれば、プログラミングスクールでプログラミングを学習することを検討すべきです。
効率良く学習できるので、目標に辿りつく時間を短縮することができます。そこでプログラミングスクール選びが重要となります。どのようにスクールを選べばいいのか、検討する際のポイントについてご紹介します。
カリキュラムの内容と質が問題ないか
以下の点に注意して確認してみてください。
- スクールの提供するカリキュラムが自分の目標や興味に合っているか(転職目的であればカリキュラムの内容がそのレベルになっているか)
- 教え方や講師の質がどうか(講師は現役エンジニアか)
カリキュラムは受講しなければ確認できないかもしれませんが、無料体験があるプログラミングスクールもあるので、利用してみるのがおすすめです。
学習スタイルの適合性
スクールの学習スタイルが自分に合っているかどうか、講義形式や実践的なプロジェクト、グループワークの有無など、学習スタイルについても考慮する必要があります。
以下のような学習スタイルがあるので、参考にしてみてください。
- テキスト形式
- 動画形式
- 講義形式
- チーム開発形式
- 少人数グループ形式
料金や費用が予算に合っているか
スクールの料金や費用が自分の予算に合っているかどうか、支払い方法や返金制度についても確認することが重要です。
予算が少ない方は、転職成功で無料になるスクールや教育訓練給付制度対象のスクールなど、条件付きで安く受講できる場合もあります。
内容が薄い安いプログラミングスクールもあれば、単に高額なプログラミングスクールもあります。悪評高いスクールに注意も必要です。
キャリアサポートが充実しているか
スクールが卒業生の就職支援を行っているかどうか、転職支援などのキャリアサポートがあるかどうかという点もエンジニアを目指す人には重要なポイントです。
また副業目的であれば、案件の受注や仕事の紹介があるプログラミングスクールもあるので、そのようなスクールで受講すると案件獲得という最初の大きな問題をクリアできます。
口コミや評価が良いか確認する
スクールの口コミや評価を確認し、実際に通った人の意見を聞くことで、より正確な情報を得ることができます。
すべての口コミを鵜呑みにすると、間違った選択をしてしまう可能性があるので、必ず自分で説明を聞いたり無料体験を利用して確認することをおすすめします。
ココに注意
一つだけで決めてしまうと悪い部分がわからない場合があるので、候補を2,3選び、比較して決めることも重要なポイントになります。
まとめ|自分にあった方法でプログラマーを目指そう
未経験からでもプログラマーになる方法はあります。プログラミングスクールやオンライン学習など学ぶ方法は様々です。興味のある分野や求人の多い言語を学ぶことが大切です。
また、独学だけではなく実際に挑戦しながら学ぶことも重要です。何度も失敗しながら、コードを書いた経験が実務で役立つことがあります。悩んでいる方はまずは試してみることが大切です。
挫折することもあると思いますが、諦めずに挑戦し続けることが、プログラマーになるための最初の一歩です。