今回は、このような方に向けて書いています。
ChatGPTは2022年〜2023年に会話が自然であると話題になっているチャット型のAIサービスになります。あまりにも日本語がうまいため、日本人が返信しているのでは?と言われるほどです。
今回は、そんなChatGPTを使ってみたいという方に、始め方や注意点を紹介していきたいと思います。
こんな方におすすめ
- ChatGPTがどのようなサービスか知りたいという方
- ChatGPTの始めてみたい方
- ChatGPTのAPIを使う前にまずはサービスを使ってみたいという方
この記事を書いた人
特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。
- 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
- 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。
ChatGPTとはどのようなサービス?
ChatGPTは話題になっているので、なんとなくどのようなサービスなのかイメージできているという方も多いでしょう。
ChatGPTは、質問に対してAIが回答するチャット型のサービスになります。OpenAI社によって開発されたツールになります。iPhoneに搭載されているSiriに近いサービスですが、Siriは音声対話型なのに対し、ChatGPTはテキスト対話型になります。
ChatGPTはなぜ話題になっているのか、ChatGPTのすごい点をまとめてみました。
ChatGPTのユーザー数が史上最速1億人突破
今までも話題になったサービス(FacebookやTwitter、インスタやTikTokなど)がいろいろと出てきましたが、ChatGPTはそれらのサービスを追い抜き最速で1億人突破したということでも話題になっています。
紹介したアプリは現在も人気なので、ChatGPTも同じように世界中で使われるアプリになると期待できます。
ChatGPTの日本語が自然すぎる
翻訳サービスなどを使うと、意味がわからないような翻訳をされた経験があると思いますが、ChatGPTはとにかく日本語が自然だと話題です。本当にAIが文章を作成しているのかと疑うレベルです。
ChatGPTで実際にどのようなことができるのか紹介
ChatGPTは、質問に対して回答してくれますが、実際にどのような使い方ができるのか簡単に紹介をします。
検索、調査ができる
「ググる」と同じことをChatGPTにお願いすることができます。ググった場合は、自分で回答を探す必要がありますが、ChatGPTにお願いすると回答を教えてくれるので簡単な質問はChatGPTの方を使う方がよさそうです。
いろんな人の答えを参考にしたいといった場合は、ググっていろんな記事を見る方がいいのかもしれません。
要約や翻訳ができる
ChatGPTは、長い文章を要約したり英語を日本語に翻訳するということができます。
長い文章の要点だけ知りたいなんて時には、ChatGPTに質問して回答を見ると何を伝えたいのか簡単に理解することができますね。
本を読むのが苦手な人は、かなり時短で読み終えることができるかもしれませんね。
スプレットシートと連携してデータ収集ができる
ChatGPTには、GPT関数というものが準備されていてAPIキーを取得し利用することができるようになっています。
その関数を使いAPIを実行することで、ChatGPTに回答してもらうことができます。何か簡単に資料をまとめたいという時には助かりますね。
データベースに登録するサンプルデータの作成ができる
開発しているときに、自分でサンプルデータを作る機会があると思います(エンジニアの業務です)。そのときに、ChatGPTにこのようなサンプルデータを作ってもらうこともできます。
チェック
作成してほしいデータを詳しく指定して質問すると、正確に作成してくれるでしょう。効率よく開発の業務を進めることができそうです。
ChatGPTは、Pythonを使って計算したり集計をしているようです。回答の中にPythonのコードが含まれていることがあります。
プログラムの作成できる
プログラム言語を指定して、どのようなコードを書いてほしいか指定をすることでサンプルのコードを返してくれます。
複雑な処理やChatGPTにお願いしたいことを伝えるのが難しい場合などがあるので、全部ChatGPTにまかせてコードを作り上げるというのは現状難しそうですが、将来的にどこまでコードを生成してもらえるかというところは気になりますね。
メモメモ
プログラマがいらない時代がくるのでしょうか。全く不要になるとは思いませんが、効率良く開発できるようになりそうというのは想像できます。
ChatGPTを始め方
どんなことができるかわかったところで、実際にChatGPTを使ってみましょう。始め方を簡単に画像を使って解説していきます。
最初にChatGPTの公式サイトへ行きます。
アカウント作成
「Try ChatGPT」をクリックし、先に進みます。
SignupとLoginのボタンが表示されるので、アカウント作成の場合はSignupの方から登録していきます。
Emailアドレスを入力して進むか、「Googleアカウント」か「Microsoft Account」でログインで登録することができます。
その後は指示されたとおりに、進めていくと登録が完了してChatGPTを始めることができるようになります。
ChatGPT利用する時の注意点
ChatGPTを使う上での注意点もあります。以下にいくつか注意点を記載しますので理解した上で利用していきましょう。
回答が完璧ではない
ChatGPTは自然は日本語で回答してくれるので、100%正しいと勘違いしてしまいそうですが、精度が悪かったり期待した回答と違う場合があります。
その点を理解して使いましょう。同じ意味の質問でも質問の仕方によっては、違う回答が返ってきたりすることもあるということです。
学習していくため、新しいことはわからない
ChatGPTはAIなので、過去の情報から回答する文章を作成していきます。そのため最新の情報はもっていないため苦手です。最新の情報も学習していき、徐々に精度を上げていくということを理解しておきましょう。
ChatGPTのアカウント作成で失敗し登録できない場合がある
2023年の2月〜3月にアカウント登録を試してみたところ、登録ができないという状況でした。
ChatGPTに登録できない口コミ
ChatGPT、登録できない。できていても、チャットできなくて、質問できない
……底辺作家には、使えない機能なのか?— 帝国城 摂政@プリコネ初心者勢 (@m060620) March 9, 2023
ChatGPT遊びたいのに登録できない
— えさ (@KM_esa) March 26, 2023
ChatGPTに登録できない原因
Currently we are receiving more requests than we are are comfortable with! To try your request again, come back in a short while and reload this page.
リクエストは問題なさそうですが、時間をおいてリロードしてください。といった内容の画面が出るようになっています。
リロードを繰り返していると、「ChatGPTは定員に達している」というメッセージの画面が表示されます。大量のトラフィックが発生しているということなので、アクセスが多すぎて処理できていないということなのでしょう。
ココに注意
ChatGPTの方で対応中ということなのでしばらく待ってから登録する必要があります。自分の登録の仕方が悪いと不安になるかもしれませんが、ChatGPT側に問題があるということです。
ChatGPTの将来
ChatGPTができることを見ると、将来精度が上がり、より正確な回答を得られるようになることを期待しますが、2023年現在は良くないニュースもでています。
イタリアがChatGPTを一時停止する
Yahooニュースの記事を見ると、個人情報に関連する問題があったということのようです。どのようなことになるかわかりませんが、違反に対して罰金が課される可能性があるということです。
イーロン・マスクらがチャットボットに警告する
東洋経済の記事では、人工知能(AI)の研究所に最先端のシステムの開発を一時停止するよう促し。AIツールが「社会と人類に深刻なリスク」をもたらす警告したと述べました。
専門家は、悪意のある人物がこれらのシステムを使用して、これまでよりも迅速かつ効率的に偽情報を広める可能性があることを懸念している
ココに注意
このようなAIツールは、細部を誤って理解し誤った情報を広めてしまう危険があるということのようです。意図的に誤った情報を学習させる可能性があり、それが危険だということです。
まとめ
今回は話題のChatGPTについて紹介してきました。リリースから数ヶ月経過しても会員登録ができないくらい人気となっているのはすごいことです。
ただChatGPTの将来に期待している人も多いですが、危険を感じている人もいるのは間違いないです。今後もAIツールがどのようになっていくのか観察をしていきましょう。