このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
結論: 一般コースのカリキュラムや料金はどちらも変わリはないですが、マンツーマンが合っているならコードキャンプがおすすめです。
この後、転職コースや副業についても詳しく比較していきます。
- コードキャンプに興味がある人
- コードキャンプとテックアカデミーで迷っている人
- プログラミングスクール選びで悩んでいる人
- Webデザインにも興味がある人
この記事は上記の方を対象としています。僕はエンジニア歴が長いですが、Webデザインの経験が2年ほどあります。Webデザインについても触れますので興味があったら最後までご覧ください。
この記事を書いた人
特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。
- 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
- 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。
コードキャンプとテックアカデミーの比較
コードキャンプとテックアカデミーは、似ている点が多くあります。比較して悩む人も多いと思います。
迷ったときはどちらがいいかというより、どちらが自分に合っているかで決めた方が失敗しないと思います。
どちらのプログラミングスクールにも無料体験があるので、迷っていたら両方体験して比較してみましょう。
コードキャンプとテックアカデミーには「Webデザインコース」がある
多くのプログラミングスクールでは、プログラミングのみを教えますが、両スクールではWebデザインも教えています。
コードキャンプ | テックアカデミー | |
2ヶ月 | 入学金: 30,000円 受講料: 148,000円 |
受講料: 199,000円 |
サポート | マンツーマン | 週に2回のマンツーマン (1回30分) |
学習内容 | HTML / CSS / JavaScript / jQuery / Bootstrap / Illustrator / Photoshop | HTML / CSS / Sass / jQuery / ワイヤーフレーム / Photoshop |
身に付くスキル | 写真加工 / バナー・ロゴ制作 / レスポンシブ対応Webデザイン | モバイルデザイン / クローンサイト / オリジナルデザインサイト作成 |
2ヶ月のプランでは料金もほとんど変わらなく内容も似ている感じですが、コードキャンプの方が、PhotoshopだけでなくIllustratorまで学習できるのがいい。
Webデザイナーであれば、Photoshopだけでも作成は可能ですが、Adobeの両ツールを使える方がデザイナーとしての業務の幅が広がるためおすすめです。
コードキャンプとテックアカデミーには「WordPressコース」がある
ブログの作成やホームページ制作に使われるWordPressですが、両スクールに学習コースがあります。プログラミングを必要とする部分は少ないためプログラミングスクールで取り扱わないところが多い。
当ブログもWordPressを使用しています。
コードキャンプ | テックアカデミー | |
2ヶ月 | 入学金: 30,000円 受講料: 148,000円 |
受講料: 199,000円 |
サポート | マンツーマン (週の回数に制限なし1回40分) 全体で回数制限がある(例:2ヶ月で20回) |
マンツーマン (週に2回で1回の時間は30分) |
学習内容 | WordPress(インストール・サーバーの準備・テーマの設定・プラグインの導入) | WordPress / HTML / CSS / PHP / レンタルサーバー |
内容はほぼ変わらない。WordPressはCMSと呼ばれる無料のソフトウェアで、大きなカスタマイズする場合はPHPのスキルを必要とします。
テックアカデミーではPHPまで学習するため副業や自分でサイト運営する場合に役立つスキルだと思います。
コードキャンプとテックアカデミーには「学び放題コース」がある
受講したいカリキュラムが多い場合、受け放題コースがお得で両スクールともにプランがあります。
コードキャンプ | テックアカデミー | |
6ヶ月 | 入学金: 30,000円 受講料: 398,000円 (2ヶ月・4ヶ月のプランもあり) |
受講料: 498,000円 (期間は6ヶ月のみ) |
サポート | マンツーマン (週の回数に制限なし1回40分) 全体で回数制限がある(例:2ヶ月で20回) |
マンツーマン (週に2回で1回の時間は30分) |
学習内容 | WordPress(インストール・サーバーの準備・テーマの設定・プラグインの導入) | WordPress / HTML / CSS / PHP / レンタルサーバー |
コードキャンプの場合、さらに学び放題の上位プランで「プレミアムプラス」というコースがあり、こちらはプレミアムプランのマンツーマンレッスンの制限がないプランになります。
その分、受講料は高くなりますが、たくさん質問したいという場合はコードキャンプのプレミアムプランがおすすめとなっています。
コードキャンプとテックアカデミーの違う点
似ている点が多いですが、比較してみると違う点もあります。
コードキャンプとテックアカデミーの転職コースの違い
コードキャンプ | テックアカデミー | |
料金 | 入学金: 30,000円 受講料: 448,000円 |
受講料: 298,000円 |
サポート | 転職サポート | 転職保証 (転職できない場合は全額返金) |
学習期間 | 4ヶ月 | 3ヶ月 |
学習内容 | PHP | Java |
テックアカデミーは転職保証があるため、仮に転職できない場合でも返金されるのが安心感がある。
学習内容に違いがあり、PHPとJavaであれば個人的にはPHPの方がおすすめしたい。Javaは転職先がSIerなどの可能性が高いため未経験で転職する会社としてあまりおすすめできないためです。
コードキャンプにはメンターを選択できる制度がある
参照元: コードキャンプ
コードキャンプでは、上記のようなメンターを選択できるおもしろいサービスが提供されています。どうしても苦手な人や説明を受けてもわからないなどメンターへの不満がプログラミングスクールでは多いため、このサービスはおすすめです。
テックアカデミーには、このようなサービスはないと思いますが、合わないメンターがいたらスタッフに相談すると良いかと思います。対応してくれると思いますが、選択できるサービスがある方が学習しやすいですね。
コードキャンプとテックアカデミーの注意点
コードキャンプの注意点
マンツーマンの違い
参照元: コードキャンプ
コードキャンプはマンツーマンレッスンを売りにしています。コードキャンプのレッスンはマンツーマンレッスンのことを指しています。
上記の表にはレッスン回数/週が「無制限」とあります。これは1週間に何度でもマンツーマンレッスンを受けることができるという意味ですが、これだけ見ると毎日マンツーマンできるという気がします。
では次に下の表をみてください。
参照元: コードキャンプ
上の料金表を見ると、マスターコースの場合、2ヶ月でマンツーマンレッスンの回数が20回と決められています。1週間に受けられる回数は無制限でも受講期間内に受けられる回数が決まっているため、週にすると2回程度です。
つまり、テックアカデミーのマンツーマンと変わらないということです。(ただし、レッスン受け放題のプランにすると本当に無制限になる)
テックアカデミーの注意点
フロントエンドコースを単体で受けるメリットは少ない
テックアカデミーのフロントエンドコースは、主にJavaScript / jQuery / Vue.jsあたりをメインに学習します。
Vue.jsのみのスキルで転職するのは難しいと言われています。Ruby on RailsやLaravelといったサーバーサイドの言語にプラスでVue.jsができる場合は重宝されるという状況です。
また、副業の案件もVue.jsのみでは受注できるものはほとんどありません。結局のところ、転職にも厳しい、副業にも厳しいという状況になります。受講する場合はサーバーサイとのコースと一緒に受講するといった方法が必要かと思います。
共通した注意点
両方とも学び放題というプランがあるという説明をしましたが、未経験からプログラミングを学習する時にいろんなことを学びすぎないよう注意しましょう。
例えば、エンジニアに転職したいと考えフロントエンドはVue.jsを学習してサーバーサイドはRails。さらにデザインも学習しておきたい。などというようにあれもこれもと学習すると全部中途半端になりスキルは身につかない人の方が多いです。
学習する内容を絞り、まずは一つのことをしっかり学びスキルアップすることをおすすめします。
まとめ
コードキャンプとテックアカデミーの比較をしてみました。受講コースや料金が似ているため迷う方もいると思います。
どちらが良いとは言えませんが、転職コースの違いは大きいため自分にあった方を選択すべきです。
コードキャンプの評判、テックアカデミーの評判を比べてみてください。