「SESはやめとけ」と言われる理由。技術的・精神的にきつい

エンジニア

未経験・駆け出しエンジニアがプログラミングを始めると、SESはやめとけと言われれるのはなぜだろう?

今回は、このような疑問に答えていきます。

プログラミングを初めて転職を考え始めると「SESはやめとけ」と言う人がいます。なぜでしょうか。簡単に思いつくもので以下の点があります。

  1. SESは入社は簡単で常駐先の面談が難しい
  2. SESは新人が開発することが少ない
  3. 契約解除されやすい
  4. 自宅待機で給与が減る
  5. 精神的につらい

上の点について詳しく解説していきます。SES経験もあり、採用も担当していた僕が解説するため、信頼度は高めです。

SES企業に転職しようと考えている方、SES企業はやめとくべきか迷っている方を対象としています。

Contents

  1. SES企業で働く経験が少ないYouTuberの体験談
    1. SES企業で働く元運送業エンジニアHiroshiさん
    2. スキル不足により契約解除
    3. 応募400社以上で書類審査通過がなし
  2. SES企業はやめとけと言われる理由
    1. SESは入社は簡単で常駐先の面談が難しい
    2. SESは新人が開発することが少ない
    3. 契約解除されやすい
    4. 自宅待機で給与が減る
    5. 精神的につらい
  3. SES企業はやめた方がいいのか
    1. SES企業によってアサインする案件に違いがある
    2. SES企業は見極めが難しい
    3. スキルアップしていく方法はある
  4. まとめ

SES企業で働く経験が少ないYouTuberの体験談

SES企業で働く30歳で経験が浅いエンジニアの「元運送業エンジニアHiroshi」さんの動画がかなり具体的な内容なので紹介してみたいと思います。

SES企業で働く元運送業エンジニアHiroshiさん

こちらの動画を見ると、初級のエンジニアの生の声が聞けます。要点を以下にまとめます。

POINT

  • スキル不足により契約が3ヶ月で解除
  • コロナの影響でリモートワークになり、わからないことが聞きにくい
  • 次の案件に400件近く提案したが面談がなし
  • SES企業に入社はできるが、案件に入れない
  • 初級エンジニアはテスターも椅子の取り合いしている
  • 次の月は待機が決定したが、常駐先が決定した。
  • 1年で自分で開発できない状況

このような状況のようです。SES企業でスキルが足りない人は現状かなり厳しいという話をされています。自分が必要とされていない、需要がない点がつらいということです。

この状況を聞いた上で、少し解説していきます。

コロナの影響によりテスター案件も経験者で取り合い

普通の時であればテスター案件くらいはあるが、コロナの影響により経験者も椅子の取り合いに来ていて初級エンジニアは難しいとのこと。

たしかにコロナで案件が減ったり、中断しているという話は聞きますね。さらに単価も少し下がっていると動画で話されていますが、そのような話も聞いたことあります

応募400社以上で書類審査通過がなし

一番びっくりしたのが、400社に提案していると言う点。こんなにするんですね。初級だからというのもあるかもしれないけど、経験者であれば2、3社で決まるため比べるとかなり苦労するという印象。

1番の問題点は何か

この動画を見てIT業界も現状かなり厳しいというのは理解できた。けれどもこちらのYouTuberさんは初級エンジニアといっても1年ほど経験しているという状況で、先輩に教えてもらわないとできないとか、スキルがないということを普通に話していること。

これはこの方が悪いというより、SESで働く方は誰でもありうることなので、こちらについては、もう少し後の方で解説していきます。




SES企業はやめとけと言われる理由

SESはやめとけと言われる理由

SES企業はやめとけと言う人はかなり多い。特に初心者エンジニアにとってSES企業は、成長したり経験を積むという点でメリットが少ないという理由があります。

その他にも実際に動画の中でも触れられていた部分も含めて解説していきます。

SESは入社は簡単で常駐先の面談が難しい

SES企業は入社は比較的採用はされやすいという状況です。

ただ、SES企業に入社しても、実際に仕事をするためには常駐先が決まらなければなりません。その常駐先を決めるのがなかなかハードルが高いわけです。

動画にも400件くらい提案して面談にたどり着けた件数がゼロといっていました。

SESは新人が開発することが少ない

実際に常駐する案件が決定したとしても、新人を採用する企業はテスターが足りなかったり、ドキュメントの整備で必要としているという現場が多いです。

最初から開発業務につくのは難しく、動画の中でも話されているように1年経っても一人で開発できない状況になるということです。

これがSES企業はやめとけと言われる一番の理由です。1年って独学しているだけでもそれなりにスキルが身に付くと思います。

1年エンジニアとしての経験を積んだものの、開発のスキルは身についていないというのは悲しいことです。

契約解除されやすい

SESって3ヶ月契約が多いと思います。そして契約の切れる1ヶ月くらい前になると、次の3ヶ月更新されるか解除されるか決まります。

あまり案件に貢献ができていない場合、すぐに解除されてしまいます。初級エンジニアは3ヶ月ごとに案件がかわり経験が積みにくいということもあります。

自宅待機で給与が減る

案件が決まらなければ、自宅待機という状況になるわけです。企業によっては待機中の給与は6割とか8割となり減給されます。

初級エンジニアの場合は、給与が20万くらいだと思うので12〜16万になって税金引かれると手取り10万とかありえるということです。生活に支障が出るレベルです。

精神的につらい

常駐先が決まらないと会社に貢献できていないのに給料をもらうという状況になります。そうすると地味に精神的にきつくなると思う。僕の後輩もかなり病んでいました。

常駐先があり仕事をしていても業務についていけない場合も精神的につらいと病んでいました。どちらにしても病むことは多いのが初級エンジニアです。

SES企業はやめた方がいいのか

SESは悪くない場合もある

動画の体験談や一般的な話を聞くとSES企業はやめた方がいいのではと悩むと思う。

SES企業によってアサインする案件に違いがある

これは企業の営業力や考え方の影響を受ける部分です。営業力がある企業であれば、経験が浅くても先輩社員の下に入り開発できる案件に入れてもらえることもあります

さらに社員を育てようと考えがある企業は、テスターの業務は最初の3ヶ月のみにしてその後開発できないのであれば、開発できる現場を探したりする。

SES企業は見極めが難しい

上でのべた企業を自分で探すというのは、かなり運ゲーなので難しいと思う。そのためSESで仕事をしている知り合いを見つけ、どのような企業なのか情報を得てから入社する方がよいと思う。

面談してくれた人がなんか良さそうとか、社長が良い人で決めるのは失敗する確率が高い。

スキルアップしていく方法はある

SESでもスキルアップしていく方法はあります。それは長く同じ企業にいることです。

SESのエンジニアって他業種から転職してくる人が多いため、PHPしかやったことがないという人が多い。そうすると次の案件もPHPで他の言語を学ぶ機会や新しい技術を習得するのが難しかったりする

けれども同じ現場に長くいると、別の案件に呼ばれたりするのでPHPで入ったけど、別プロジェクトはJavaでという感じで新しいことにチャレンジすることが可能になる。

そのような状況になるためには、プロジェクトでの貢献が認められたり信頼を得る必要がある。そのような企業を探してきてくれるSES企業はおすすめと言える。




まとめ

SES企業はやめとけと言われる理由について考えてきましたが、すべてのSES企業が悪いわけではなく、見極めないと1年常駐してもスキルが身につかないということになりかねないということ。

キャリアプランをよく考えていきましょう。今回は以上になります。


MEMO
  1. 未経験の方は早めに目標を決めましょう。
  2. 何を作りたいか、どんなものを作りたいか考える。そしてそのために何を学ぶか調べます。
  3. あとは独学でやってみる(プログラムを書いてみる)
  4. 独学で実績(公開できるレベルのもの)を作れるなら転職活動・就職活動をしてみる。
  5. 難しい場合はスクールに通い実績を作り、早めに就職する。