今回は、このような方に向けて書いています。
実際にフリーランスになる人が急増しています。不安定な働き方がなぜ人気なのでしょう?
こんな方におすすめ
- フリーランスが増えすぎた?調査結果
- フリーランスが増えすぎた理由を知りたい
- フリーランスが増えても稼ぐコツを知りたい
フリーランスが増えすぎて仕事の獲得が大変になるのではないかと不安を感じている方、これからフリーランスを目指したいと考えている方は必見の内容となっています。ぜひ最後までご覧になってみてください。
この記事を書いた人
特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。
- 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
- 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。
フリーランスは増えすぎた?フリーランス人口調査結果
フリーランスは会社などに直接雇用されるわけではなく、フリーで企業や個人から仕事を受ける働き方を指します。日本では会社に勤めることが一般的でしたが、近年フリーランスとして自由に働く人も増えています。
フリーランスはどのくらい増えた?
大手クラウドソーシングサイトである「ランサーズ」の調査によると、2021年のフリーランスとして働いている人の人口は約1,670万人を超え、3年前の2018年と比べると約500万人以上増えていることとなります。
この数値の中には、会社員として働きながら、副業をして稼いでいる人も含まれますが、ここ数年間で増加傾向になっていることは間違いありません。
厚生労働省の調査結果
厚生労働省による「雇用類似の働き方の者に関する調査・試算結果等(速報)」では、フリーランスとして、会社に直接雇用せずに働いている人の人口は約390万人というデータが算出されています。
厚生労働省の調査結果では「個人事業主」「フリーランス」「クラウドワーカー(副業など)」の人達を含んだ結果となっています。
メモメモ
どの調査結果を見てもフリーランスが増えていることがわかります。
アメリカと日本の働き方の違い
アメリカでフリーランスとして働いている人の人口は、約5,500万人と言われており、アメリカの労働力人口である1億5,700万人で全体の/13以上の人たちがフリーランスとして働いていることが分かります。
アメリカと比べると、日本のフリーランス人口はまだまだ少ないですが、日本のフリーランス人口でも年々少しずつ増加傾向にあります。
ちなみに、アメリカのフリーランス人口も年々増えており、2021年にはフリーランスとして働いている人口は50%を有に超えるとも言われていました。
海外のブームが少し遅れて日本に来ると言われているので、少しずつ海外の影響を受けてきているのかもしれません。
フリーランスが増えすぎた理由
続いて、フリーランスが増えすぎた理由についてご紹介していきます。フリーランスが増えすぎた理由は以下の理由が考えられます。
- 働き方改革の改正により自由な働き方が注目
- 副業の解禁する企業が増加
- フリーランス向けのサービスが充実
働き方改革の改正により自由な働き方が注目
2021年に改正された労働基準法が影響して、フリーランスとして働く人や、副業を始める人が増加しています。
労働基準法では下記の項目が変わりました。特に、労働基準法の改正によってテレワークやフレックス制などの今までの働き方とは異なる、働き方を推奨している企業が増えています。
労働基準法の改正
- 年次有給休暇の取得義務化
- 残業時間の罰則付き上限規制
- フレックスタイム制の清算期間の延長
- 高度プロフェッショナル制度の創設
テレワークやフレックス制など、労働者が自由で柔軟な働き方が認められるようになったことから、会社に直接雇用されず、自由に働け得るフリーランスをして働く働き方が注目を浴びています。
副業の解禁する企業が増加
今まで、会社に勤めている社員は副業禁止にしている企業も多く、会社以外で収入を得ることは難しかったですが、働き方改革の改正によって副業を解禁する企業もたくさん出てきました。
会社に勤めていても、副業ができるようになったことから、個人で仕事を受注してお金を稼ぐ人達が増加した要因となるでしょう。
本業で得た知識を副業に活かす人や本業でできないことを副業で行いスキルアップしていく人など様々です。副業での稼ぎが本業を超えるといった人もおり、それをきっかけに独立するといった人も多くいます。
フリーランス向けのサービスが充実
現在フリーランスとして仕事を受注する場合、クラウドソーシングサイトであるランサーズやクラウドワークスに登録することで、企業や個人から直接仕事を受注することができます。
また、スマホやSNSの普及が影響し、インスタやTwitterなどで実際に仕事を受注することもできますし、中にはYouTuber、インフルエンサーとしてお金を稼いでいる人が増えた影響もフリーランスとして自由に働く人が増えた要因になるでしょう。
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フリーランスが増えても稼ぐコツは?
フリーランスが増えると仕事を獲得するライバルが増えるため不安に感じるという方も多いでしょう。次はフリーランスが増えても稼ぐコツについてご紹介していきます。
- スキルや実績を身に付ける
- 自己管理能力を身に付ける
- 営業力を身に付ける
スキルや実績を身に付ける
フリーランスとして仕事を受注する場合、未経験でもできるような案件も多いですが、誰でもできるような案件の場合は契約金額や報酬が低く設定されていることも多く、数をこなしてもそこまで稼げないという事態に陥る可能性もあります。
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高単価の仕事を受注するためには、自分のスキルや実績を身に付けて、必要であれば資格を取得することなども重要です。
経験が浅いうちにフリーランスになると仕事の受注が難しくなります。特に納品できないということになると賠償トラブルになる可能性もあるので注意が必要です。できれば本業で最低3年ほど経験を積んだ後にフリーランスになることをおすすめします。
自己管理能力を身に付ける
フリーランスとして働く場合、仕事をする時間や休みの日なども自由に決めて働くことができます。
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特に、スケジュール通りに案件をこなす場合、1人で作業を進めなければいけませんので、働く時間を決めたり、休む時間を決めたりなど、計画的に進めていくことが重要です。
営業力を身に付ける
フリーランスとして自由に働いて仕事を受注する場合、自分で案件に応募したり、企業や個人に直接営業して仕事を受注していきます。
自分で仕事を探して、自分で仕事を確保しなければ収入が0になるため、営業力は非常に重要なポイントです。自分から積極的に案件に応募したり、企業に営業をしてアプローチしましょう。
単価交渉も営業の一つです。安い案件ばかり受注していても時間ばかり使い稼げていないということになりかねません。自分のスキルをしっかりと評価してくれるクライアントを見つけることが重要です。
フリーランスで稼げない人・やめておいた方がいい人
最後にフリーランスとして活動する中で稼げないという人の特徴ややめておいたほうがいい人についてふれてみます。当てはまる人は注意してください。
個人で稼げるスキルが身についていない人
個人で仕事をするには個の力が重要です。会社員のように会社名で仕事を取ることもできなければ、会社の先輩が助けてくれることもありません。
どのような職種につくかにもよりますが、エンジニア職などの経験が重視される仕事であれば未経験でフリーランスになっても稼げるようになるのは簡単ではありません。
スキルを習得するまでの期間や単価を考えるとWebデザイナーはおすすめです。Webデザイン、コーディング、WordPressといった感じで仕事の幅を広げていけます。コーダーのみのスキルではフリーランスで活動するには難しくなってきました。
フリーランスの良い部分しか見ていない人
フリーランスは下記のようなイメージを持っている人が多く、あこがれから自分もそのように働きたいと考えてなる人がいます。けれどもそのような人は、ほとんど稼げずにやめていきます。
- 自由に好きなことだけやりたい
- 好きな場所で働きたい
- 楽して働きたい
実際はそれほど自由ではないし、楽して稼ぐというのは無理です。本当に自由で、一日2,3時間の仕事で稼ぐ人はほんの一握りだけです。
まずは会社員で働きながら、副業を始めてみるとよいと思います。自分で稼ぐ難しさを体験できるでしょう。実際に稼げるようになった後にフリーランスになるのがおすすめです。
フリーランスは増えすぎたまとめ
今回は、調査結果からフリーランスが増えすぎた理由について解説してきました。
フリーランスで稼ぐためには、会社員で働くよりも大変なことが多いです。自分のペースで稼ぐためには個人で稼ぐスキルが必要です。
まずは経験やスキルを身に着けて計画的にフリーランスを目指してみて下さい。