
このような疑問に答えていきます。
フリーランスは仕事の仕方にもよりますが、1つの案件を終えて次を探すという仕事の仕方を繰り返していると大変です。
▼この記事は、以下の点について理解できる内容となっています。
- フリーランスの仕事探しは大変?
- フリーランスの仕事の探し方
フリーランス3年目の僕がフリーランスの仕事に関する状況を詳しく解説していきます。フリーランスを目指す方の参考になると幸いです。
この記事の信頼度

・IT企業転職歴も3回以上
・プログラミングスクール運営側の経験あり
・単価約100万のフリーランスエンジニア
フリーランスの仕事探しは大変?
フリーランスになると仕事を探すのが大変という話を聞きますが、実際はどうなのかという点を解説していきます。
フリーランスの仕事はイメージが先行
フリーランスは以下のような良いイメージばかり先行していて、案件獲得の厳しさやそれほど自由ではないとフリーランスになってから気づく人も多いです。
あまり稼げずに会社員に戻る人も多いです。
- フリーランスは時間も場所も自由
- フリーランスは会社員より稼げる
- フリーランスはやりたい仕事だけやればいい
フリーランスの仕事探しに関して、実際はどうなのかという点をこの後に解説していきます。
副業ワーカーの増加でフリーランス仕事探しに影響
2018年くらいから政府が働き方改革の一環として副業をすすめることで、副業を解禁する会社が増加しました。
その影響で本業での仕事を副業でも活かすという人が増えクラウドソーシングでの募集案件に応募する人が増加し、案件獲得が難しくなったと言えるでしょう。
フリーランスは案件探しは厳しくなる?
フリーランスの仕事探しは難しくなるというだけでしょうか。実際はそうでもありません。フリーランスは会社員で副業する人と比較すると身軽で迅速な対応が可能です。
発注者からすると柔軟に早く対応してくれるためお願いしやすくなります。急いでいる案件などは特にフリーランス向きです。
フリーランスの仕事の探し方
フリーランスの場合、どのように仕事を探しているのでしょうか。
以前の職場関係・友人・知人からの紹介
一番安定した稼ぎと高収入を得られる可能性が高いのが、以前の職場関係から仕事を受けることです。仕事の中身を理解している人にお願いできるという点で会社側も安心して任せられるという点が大きいです。
友人などの場合は、安くお願いされたりする可能性もあるため良い点ばかりではないですが、そこから別の仕事につながったり継続した仕事になる可能性もあります。
個人で営業する
個人で営業をして仕事を獲得する人もいます。求人を出している企業のWebサイトを見ると、パートナーの募集を出している場合があります。
そのような募集に対して問い合わせをして直接仕事を獲得している人もいます。
個人のWebサイトを利用
自分でWebサイトを立ち上げて募集を待つ方法もあります。WordPressを使うと簡単に個人のホームページを作ることが可能です。
クラウドソーシングを利用
フリーランスの大半の人はクラウドソーシングを利用しています。自分のスキルに合った案件に応募して仕事を獲得します。
クラウドソーシングのサービスを提供している会社はいくつかあります。
業界最大手「クラウドワークス」
クラウドソーシングといえば「クラウドワークス」というくらい多くの人が利用しています。仕事の種類も豊富で以下のように様々な職種があります。
- 事務系
- 営業
- データ入力
- Webサイトの作成
- ロゴの作成
- 動画編集
- 翻訳
- プログラミング
- デザイン
Lancers
Lancersもクラウドワークスについで人気のクラウドソーシングのサービスを提供しています。サービスの内容もクラウドワークスとほぼ同じで人気があります。
フリーランスはどちらも利用している人が多いです。記事の執筆時点での案件数は以下の通りでクラウドワークスの方が2,000件ほど多くありました。
クラウドワークス | Lancers |
8,626件 | 6,542件 |
スキルの売り買いをする「ココナラ」
「ココナラ」は自分のスキルを登録して、そのスキルを買いたい人が問い合わせしてきます。クラウドワークスやLancersとは少し違ったサービスになります。
スキルを持っている人はこちらにも登録して待つ方法をとっています。
フリーランスが仕事の探し方より重要なこと
フリーランスで案件獲得できない場合、案件の探し方悪いのでしょうか。それについて解説していきます。
フリーランスとして稼げるスキルを身に着けているか
冒頭で会社員に戻る人がいると書きました。理由は案件を獲得できないからです。
案件の探し方が悪いわけでなく、単純にスキル不足という場合がほとんどです。
フリーランスになる前に稼げるスキルを身に着けているかという点が重要です。
フリーランスで稼げる職種かどうか
フリーランスの職種もかなり多くあります。その職種がフリーランスで稼げるのかも重要です。
例えば、データ入力などは単価が低く会社員並に稼ぐのは無理かもしれません。副業としてであれば問題ないかもしれませんが、フリーランスになってそれを本業にするのであれば生活が厳しいです。
フリーランスのおすすめ職種
フリーランスで稼ぎたいと思うのであれば、需要が高いフリーランスエンジニアやフリーランスデザイナーがおすすめです。
案件が豊富で高単価になりやすいです。「レバテックフリーランス」のようなフリーランスエンジニアのエージェントを利用すると、経験を積んだ人であれば単価80万を超えます。
ニーズが高い仕事か
上で上げたエンジニアやデザイナーといった職種は、正社員での募集が多い職種です。
そのような職種はフリーランスでもニーズが高くなります。フリーランスで仕事をするのであれば、ニーズが高いかどうかを考えるとよいでしょう。
最近であれば、動画編集も人気があります。またYouTuber、インフルエンサーといった人たちの年収がすごいことになっています。ITコンサルといった仕事もニーズが高く高単価です。
フリーランスの仕事の探し方まとめ
今回は、フリーランスの仕事の探し方について解説しました。
仕事を獲得する方法はいくつかありますが、重要なのはニーズが高い仕事で単価が高い職種であることです。
単価が低いといくら仕事があってもフリーランスとして生計を立てるのが難しくなるでしょう。フリーランスになる意味がなくなるかもしれません。
フリーランスになる前によく考えてから決定してください。