フリーランスエンジニア

本サイトはプロモーションが含まれています。

フリーランスエンジニアの僕が感じたメリット・デメリット

フリーランスエンジニアのメリット・デメリットを紹介
初心者さん
フリーランスエンジニアのメリット・デメリットってどんなことかな?

このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。

フリーランスエンジニアのメリット・デメリットについて書いてある記事は多いですが、読んでいて疑問に感じる点が多いです。

例えば、「フリーランスエンジニアは自由だ」とか「好きな時間に働けるからメリットばかり」という内容です。実際に自由で好きな時間に働けるフリーランスエンジニアは少数でしょう。

この記事は、現役フリーランスエンジニアの僕が実際に感じたメリット・デメリットについて書きました。自分は本当にフリーランスに合っているだろうかと吟味してみてください。

こんな方におすすめ

  • フリーランスエンジニアのメリットを知りたいという方
  • フリーランスエンジニアのデメリットを知りたいという方
  • フリーランスエンジニアはどんな人におすすめか知りたい人

この記事を書いた人

くろめがね

特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。

  • 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
  • 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。

フリーランスエンジニアのメリット

メリット

会社で100名ほどの部下ができるまでの立場になった僕が、その立場を捨ててまでフリーランスになったのには理由がありました。まずはその理由やメリットから紹介していきます。

希望の技術を使う案件が選択できる

自分の希望が通る会社もあるので、一概にフリーランスだけが希望の案件に参画できるというわけではありませんが、フリーランスの方が希望が通りやすいということです。

会社員の場合

会社に属していると、会社の指示で決まったプロジェクトに参画するという場合がほとんどです。それは廃れた技術を使った案件だったり、エンジニアとして全く成長ができない案件だったりします。

フリーランスの場合

自分の成長につながる技術を使う案件や、これからニーズが増える案件に参画できるという点です。自分が成長することは自分の価値が上がるということにつながります。

価値が上がるとプロジェクトでも重宝されるため、単価が上がり収入も増えることになります。またプロジェクトも継続し収入も安定することにつながります。

働く時間を調整できる

会社員とフリーランスでは働き方も違います。フリーランスなので自由ということではないですが、フリーランスの方が選択肢が広がります。

会社員の場合

正社員であれば、週に5日働くのが基本です。出勤時間は調整できたり、1週間で決まった時間を働くと良いという制限が緩めの会社もありますが、働き方の自由度は低いですよね。

フリーランスの場合

フリーランス向けの案件も基本は週に5日のものがほとんどですが、週2とか週3の案件もあるのでプライベートを大事にしたいとか、起業の準備に時間を使いたいといった方は調整して働く人が多いです。

1年の前半を週5で働き、後半を週3で働くといったことも可能です。3ヶ月働いた後に1ヶ月休み旅行に出かけるとか、自分で契約するため自分が好きな時間だけ働くことが可能になるのがメリットです。

働く場所を選択できる

コロナの影響もあり、IT業界全体的にリモートワークが浸透してきましたが、会社によってはコロナが落ち着いた現在まだまだ通勤して働くというのが一般的です。満員電車で通勤することにストレスを感じる人も多いと思います。

フリーランスの場合はリモート案件を選択することで、インターネット環境さえあれば地方や外国にいても仕事ができるようになりました。

収入アップが期待できる

フリーランスの場合、若い世代にとっては大幅な収入アップにつながります。経験2,3年の会社員であれば、月給20万〜30万が一般的だと思います。

フリーランスの案件は、2,3年の経験でも50万〜60万という案件が一般的なので収入だけをみると倍以上を期待できます。

イベントや行事の参加が自由になる

会社に属していると、様々な行事イベントがあります。それが苦手だったり面倒に感じている人も多いのではないでしょうか?

会社員の場合

忘年会、新年会、歓迎会などの行事があります。任意の参加といっていても参加しないとイメージが悪く、参加したくないと思っていても仕方がなく参加するという人もいるでしょう。

同じ会社に属していると、この先ずっと付き合いがある人との関係を悪くしたくないと感じる人ため、参加するという人が多いのでしょう。

僕の場合は、役職がついていた時は係になるため強制参加でした。
くろめがね

フリーランスの場合

フリーランスも行事に誘われたりしますが、参加したくないと感じた時は断りやすいです。会社の行事にフリーランスが参加しなくても悪いイメージを持つ人はほとんどいません。

人間関係も自分で選択することができるのもフリーランスのメリットでしょう。

フルタイムで働きたい人は(僕も利用している)マージン率が低いMidworksがおすすめ

フリーランスエンジニアのデメリット

フリーランスのデメリット

フリーランスもメリットばかりではありません。上で書いたメリットをメリットと感じない人は会社員の方が良いでしょう。次はデメリットを紹介していきます。

社会的信用がない

フリーランスは社会的な信用がありません。そこそこ年収があってもアルバイトの延長みたいなイメージがあります。信用がないため以下のような時に苦労する場合があります。

ココに注意

  • フリーランスになったばかりだと希望のクレジットカードが作れない場合がある
  • 住宅ローンの審査が通りにくい

信用がないため、お金に関する部分で苦労する場合がありますが対策は可能です。フリーランスになる前にクレジットカードを作っておくということです。

チェック

メインで使うクレジットカード以外にもう一枚くらいは作っておくとよいでしょう。面倒な審査があっても会社員の場合は簡単に通過できます。住宅ローンの場合は3期分しっかりと収入があると、通りやすくなるため3期くらい待つか会社員の時に住宅購入しておくことです。

税金がものすごく高い

会社員の場合は会社が半分保険料を負担してくれているため、高いといってもフリーランスの半分です。税金の負担は収入が増えるほど大きくなるため、全額自分で支払うフリーランスにとってはかなりの額になります。

将来もらえるお金が少ない

会社員は厚生年金なので年金額も多いですが、フリーランスは国民年金分しかもらえません。また、会社員の場合は退職金がでるところも多いと思いますが、フリーランスには退職金というものはありません。

フリーランスは自分で計画的にお金を貯める必要があります。

チェック

フリーランスは将来のお金をIDECOや小規模事業共済、つみたてNISAなどで計画的に貯めましょう。

確定申告が面倒

会社員であれば、申告は会社がしてくれるので特に負担を感じるということがありません。会社に生命保険料を提出するといったことくらいです。

しかしフリーランスは自分で確定申告する必要があります。収入の計算、経費の計算、申告の書類作成など時間と手間がかかります。仕事が忙しい中、そのような事務的な作業に時間を取られるのはデメリットになります。

チェック

少しでも時間を有効に使うためには税理士にお願いするのがおすすめです。節税対策を教えてくれたりしっかりとした申告が行えるため、不正な申告を防ぐことができます。

保障がない

会社員は病気になり休業しなければならない場合に会社が加入する健康保険から「傷病手当」というものが支給されます。それがフリーランスにはないため、会社員と比較すると保障が少ないというデメリットがあります。

詳しくは全国健康保険協会公式サイトをご覧ください。

また会社員は有給休暇が付与されるため、私用や体調不良で休んだとしても収入が減るということは少ないです。フリーランスは契約にもよりますが、働く時間が足りないと収入が減ったりします。

ココに注意

保障が少ないというのはフリーランスの最大のデメリットです。健康管理をしっかりと行う必要があります。

フリーランスエンジニアのメリット・デメリットのあるある

フリーランスエンジニア間違いあるある

フリーランスエンジニアのメリットやデメリットで「これ本当?」といった内容が目にすることがあります。間違った情報を現役の僕が解説していきます。

フリーランスエンジニアはスキルアップできない

フリーランスエンジニアは「スキルの切り売り」で、スキルアップできないという内容のものを見ることができますが、実際はそうでもありません。僕自身フリーランスになってからも新しい技術の案件にも参画しています。

フリーランスには即戦力を期待する企業も多いですが、そのような企業ばかりではありません。

フリーランスに対して経験や期待を持っている企業も多いためポテンシャル採用をしてくれます。

また、1つのプロジェクトが終了した後に別の技術を使うプロジェクトに移動になったりすることもよくあるので、別プロジェクトで未経験の技術を使いスキルアップできるということも多々あります。

収入が3倍以上アップするという誇大広告

フリーランスは収入が3倍になるとか5倍になるという内容の記事をみることがあります。たしかに会社員時代に年収が300万の人が600万に増えることはありますが、その分保険料を全額自分で支払ったりする必要があるため、5倍とかまで大きく増えるのは稀です。

例えば、年収300万の人が1500万とかに増える可能性は1%もないと思います。そのくらい稼げる技術を持っているのであれば、会社員時代にもっと稼げているはずです。

フリーランスエンジニアの僕の年収を見たい方はご覧ください。

フリーランスエンジニアを目指せるおすすめの人

フリーランスエンジニアをおすすめ

フリーランスのメリット・デメリットを紹介しましたが、「フリーランスエンジニアをおすすめしますか?」と聞かれたら「人による」と答えると思います。働く状況は人それぞれ違うからです。

立場や環境によってフリーランスになった方がいい人はたくさんいます。最後に以下の内容を確認して自分はフリーランスが向いていると感じた方はぜひ目指してみてください。

会社への不満度が高い人

僕の場合は、会社員時代に会社への不満があったためフリーランスエンジニアになりました。

不満の理由は、自分がやりたい技術のプロジェクトに行けなかったり、いつも炎上しているプロジェクトに行かされるといったものです。

また、管理職でプレイングマネージャーになると、自分の開発だけでなく部下の心のケアや成長などの管理も任されるため、サービス残業も増え疲弊してしまいした。

同じように感じる管理職の人も多いはず。もっと技術を伸ばしたいとか学習したいけどサービス残業が多いとか管理的な仕事が増えてしまったという部分に不満があるのであればフリーランスエンジニアはおすすめできると思います。

子育てやプライベートの時間を大切にしたい人

30代くらいになると子育ても忙しくなり、仕事が忙しいとパートナーに子育てを任せっきりになり協力したいけど時間がなくてできないという人にはフリーランスエンジニアはおすすめです。

契約時間を調整して働くことでプライベートの時間を有効に使うことができます。

新しい技術を進んで学べる人

フリーランスの場合は、スキルアップも自分で考えて行う必要があります。新しいことを進んで学べる人にはおすすめです。一つのスキルだけでフリーランスを続けるのはリスクが高いです。

技術は廃れていくものですよね。スキルアップし自分の価値を高めていけると自然と単価に反映されます。

金銭の管理ができる人

お金の管理も自分で行う必要があるため自己管理ができる人はフリーランスがおすすめです。請求書の発行、経費に関する領収書の管理、確定申告もあるので、間違いなく申告できなければなりません。

誤魔化して見つかると脱税したとみなされて、追徴課税などのペナルティーを受ける可能性があります。

まとめ

まとめ

フリーランスエンジニアのメリット・デメリットをご覧になってみて会社員の方が向いているかもと思った方もおられるでしょうか。保障は間違いなく会社員の方が手厚いので、無理してフリーランスになる必要はないと思います。

会社員のままでは、自分の都合に合わないため働きにくいという方は、フリーランスを目指してみるのはいかがでしょうか。フリーランスエンジニアの場合は、フリーランスエージェントに登録するのがおすすめの働き方です。

フリーランスエンジニアのメリット・デメリットについてはこちらの記事でも詳しく解説されています。あわせてご確認ください。

参考:フリーランスエンジニアのメリット・デメリットは?リアルな実態を解説|コンサルキャリア

-フリーランスエンジニア