
このような疑問に答えていきます。
フロントエンドエンジニアの役割は現場によって異なります。実際の現場でどのような役割か、作業範囲はどのくらいかという点を解説していきます。
▼この記事で学べる点は以下になります。
- フロントエンドエンジニアとは
- フロントエンドエンジニアの役割
- フロントエンドエンジニアの作業範囲
- フロントエンドエンジニアになるには
- フロントエンドエンジニアおすすめのプログラミングスクール
僕自身バックエンドエンジニアが長いですが、Anglar(TypeScript)、Vue.js(Nuxt.js)、React(Next.js)でフロントの開発に携わってきたため、フロントエンドにも詳しいです。
フロントエンドエンジニアに興味がある人、フロントエンドエンジニアを目指している人は最後までご覧になってください。
この記事の信頼度

・IT企業転職歴も3回以上
・プログラミングスクール運営側の経験あり
・単価約100万のフリーランスエンジニア
フロントエンドエンジニアについて
まず最初にフロントエンドエンジニアとは、一般的にどのようなエンジニアのことを指しているのかという部分を解説していきます。
フロントエンドエンジニアとは
フロントエンドエンジニアはフロント側の開発をするエンジニアのことですが、広い範囲で使われます。
- HTMLコーダー
- UI/UXデザイン
- JavaScript
どこまでがフロントエンドエンジニアという明確な境界線はないため、対応範囲や役割は企業や案件で違ってきます。
フロントエンドエンジニアは少し前はHTMLコーダーだった
React、Vue、Anglarといったフロントエンドのフレームワークやライブラリを使われることが多くなったため、JavaScriptまわりが複雑になってきました。
それによってJavaScriptがHTMLコーダーと呼ばれている職種の対応範囲から外れることが多くなりました。
フロントエンドエンジニアの役割
フロントエンドエンジニアは、ユーザーがストレスなくブラウザ操作ができるようにUI/UXを使いやすくする役割があります。
そのためUI/UXついての知識も求められますし、どのような配置にするとボタンがクリックされるかといったマーケティングの知識も必要とされる場合があります。
フロントエンドエンジニアの対応範囲
フロントエンドエンジニアの対応範囲はかなり広いです。僕が参画した現場でのフロントエンドエンジニアを例に紹介していきます。
フロントエンドエンジニアの基本はJavaScript
フロントエンドエンジニアの基本スキルはJavaScriptです。React、Vue、Anglarといった現場で扱うフレームワーク、ライブラリの理解が必要です。
そのようなフレームワークを扱うにはHTMLやCSSといった基本は必須です。さらにいうとTypeScriptの理解があるといいでしょう。
ただし現場レベルでいうとそれだけでは足りません。続きます。
フロントエンドエンジニアはUI/UXの知識も必要
僕が経験してきた現場では、デザインよりのフロントエンドエンジニアがいました。デザインの知識を持ちフロントエンドの開発ができる人です。
デザイナーでReactやVueの開発できる人はあまり見ないため貴重です。このような方がいると完全にフロントエンドとバックエンドを分けられます。
フロントエンドエンジニアはバックエンドの知識も必要
最も多いパターンはフロントエンドもバックエンドも担当するパターンです。機能ごとにタスク分けするため一人でフロントエンドもバックエンドも開発します。
このパターンが効率良く開発が進むように感じます。もちろん開発の規模によっても違うと思いますが。
フロントエンドエンジニアになるためには?
フロントエンドエンジニアになるためにどのような学習をすべきかお答えします。
最終的にVue.js、React、Anglarあたりのフレームワーク、ライブラリを扱えるようになるというのがゴールとします。
HTML/CSSの理解
HTMLやCSSに関しては、HTMLタグやCSSプロパティを覚える必要はありません。基本的な使い方が理解できていて、わからない部分を調べて適応できれば問題ありません。
JavaScript/TypeScriptの理解
Vue.jsもReactのようなフレームワーク、ライブラリもJavaScriptを知らないと理解に苦しみます。まずはJavaScrptの基本を学習しましょう。
フレームワーク/ライブラリの理解
人気のフレームワーク/ライブラリを使えることです。一番難易度が低いのはVue.js(Nuxt.js)です。日本では人気なので最初に始めるのにちょうど良いと思います。
海外ではReactが伸び続けているため、日本でもReactはもっと伸びるだろうと予想できます。
言語やフレームワークの流行はかわりやすいので、何を学ぶかは難しいところです。まずは一つ選んでしっかり使えるようにすることが重要です。
そうすると他の言語やフレームワークでも考え方は似ているため、スムーズに理解することができます。
フロントエンドエンジニアおすすめのプログラミングスクール
フロントエンドエンジニアに特化したプログラミングスクールというのはほとんどありません。
CHATY
React Nativeに特化したプログラミングスクールです。Webアプリではなくスマホアプリの学習になりますが、Reactのスキルを身につけることができます。
スマホアプリの方が競争が少ないため就職・転職がしやすいと思います。
Skill Hacks
Skill HacksではVue.js/Reactの両方が学べます。受講料が安いという特徴があります。学習サポートをしてくれる迫さんの評判が高い。
迫さんから直接学びたいと考える受講生が増えているということです。直接学びたいのであれば、急ぐ必要があるかもしれません。
ワンダフルコード
ワンダフルコードでは、フロントエンド、バックエンド、インフラとすべてを学ぶプログラミングスクール。Webアプリケーション全体を理解するのに役立ちます。
こちらのフロントエンドではVue.jsを使っています。Vue.jsを含めてWebアプリを全体的に学びたいという方におすすめです。
フロントエンドエンジニアとはまとめ
今回はフロントエンドエンジニアについて解説してきました。実務でフロントエンドエンジニアとして活躍する場合は必要なスキルも多く学習範囲も広いため時間がかかるでしょう。
個人的にはフロントエンドエンジニアはバックエンドの知識を持っている方がいいと思うので、未経験からプログラミングを学ぶのであればバックエンドのプログラム言語から始めるほうが良さそうな気がします。
将来的にバックエンドもやるつもりで、まずはフロントエンドからという人であれば、上のスクールを検討してみてください。いくつか候補を選び比較してみてください。