
このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
エンジニアを目指す人にとって気になる点だと思います。自社開発に転職することが100%正解ではないですが、未経験者が失敗する可能性が少ないです。
この記事では「プログラミングスクールに通っただけで自社開発のエンジニアになれるのか?」について解説していきます。
本記事を読むと以下の内容が分かるようになります。
- プログラミングスクールだけで自社開発のエンジニアに転職できるのか?
- 自社開発で求められるエンジニアのスキル
特にプログラミングスクールに通っている人やこれからエンジニアになるためにプログラミングスクールに通うことを検討している人は必見です。
これからプログラミングスクールに通おうと考えている人は最後まで読んでみてください。
この記事の信頼度

・IT企業転職歴も3回以上
・プログラミングスクール運営側の経験あり
・単価約100万のフリーランスエンジニア
プログラミングスクールだけで自社開発のエンジニアに転職できるのか?
自社開発企業は経験者のエンジニアにも人気があります。プログラミングスクールに通うと自社開発企業に転職が可能か解説していきます。
結論から申し上げると、実務未経験の人がプログラミングスクールのカリキュラムをこなすだけでは自社開発のエンジニアになるのは非常に難しいです。理由は2点。
- スクールのカリキュラムだけでは現場に対応できない
- 企業とのカルチャーマッチを見られている
スクールのカリキュラムだけでは現場に対応できない
自社開発のエンジニアになるには、スクールのカリキュラムだけでは現場に対応できません。
現場でタスクをやっていると、分からないことにたくさん遭遇しますし、スクールのカリキュラムには載っていないことが当たり前のように出てきます。
この分からないことを自分の頭で考えて、調べるという試行錯誤して課題解決することがエンジニアの仕事です。ここまでできるようにならないと現場での仕事はできません。
オリジナルのポートフォリオが作れる
実務未経験の人が試行錯誤して課題解決できることを証明する最も分かりやすい判断材料がオリジナルのポートフォリオになります。
オリジナルのポートフォリオを作る際、自分でサービスの企画から設計・開発・本番環境へのデプロイまでを行う必要があります。
そのような経験をすることで、書類や面談でも以下の点を自分の言葉で伝えることができます。
- なぜその技術を採用したのか?
- ポートフォリオを作成して実装するにあたって苦労したところはどこか?
もしプログラミングスクールに通って自社開発のエンジニアを目指しているのであれば、現場レベルのカリキュラムを勉強できて、かつオリジナルのポートフォリオの作成に力を入れているプログラミングスクールを検討することをおすすめします。
企業とのカルチャーマッチを見られている
自社開発のエンジニアになるには、技術以外にも転職者が企業のカルチャーとマッチするかどうかも採用する基準に含まれています。
カルチャーマッチをもう少し分かりやすく説明すると、企業の価値観に共感し、企業の意思に沿って思考・行動できることを指します。
技術に関しては会社に入社した後でも伸ばせますが、人間性や根っこの考え方の部分は簡単には変えられません。
面談で通らない人は...
特に実務未経験から自社開発への転職を考えている方で、技術はクリアして書類選考も通過するけど、面接で通らないというケースがあるかと思います。
実務未経験のエンジニアの面接で採用されない原因としては、「会社とカルチャーマッチしない」というケースが多いでしょう。
会社とのカルチャーマッチするかどうかに関しては、社長の考え方に共感できて会社に貢献できることを証明する材料を事前に揃えましょう。
自社開発で求められるエンジニアのスキル
ここでは自社開発で求められるエンジニアのスキルについて解説していきます。エンジニアとして求められるスキルは以下になります。
- GitHubなどを用いたチーム開発
- 読みやすいコードを書く
- コミュニケーションが取れる
GitHubなどを用いたチーム開発
自社内でサービスを開発している企業ではGitHubなどを用いたチーム開発が基本です。そもそも、チーム開発を採用しているプログラミングスクールは少ないです。
プログラミングスクールでチーム開発を導入すると、コードレビューや進捗管理をするだけでメンターのコストが膨大なため、スクールでチーム開発を採用することが難しいというのが現状です。
チーム開発が難しいという場合は、...
個人でオリジナルのポートフォリオを作るときに機能ごとにIssuesを作成して、masterブランチからブランチを切って開発をしてプルリクエストを出して開発をしてみましょう。
チーム開発では機能ごとにタスクを振られるので、個人でチーム開発の練習をするなら機能ごとにブランチを切ってプルリクエストを出すだけでもチーム開発の練習になります。
コンフリクトを経験しよう、...
現場でチーム開発をしていると、コンフリクトに遭遇することがあります。スクールなどでチーム開発をしていればコンフリクト解消を経験できますが、個人開発だとコンフリクトに遭遇することが基本的にないです。
もしコンフリクト解消ができないという人は、マージかリベースを用いてコンフリクト解消を勉強してみてください。
読みやすいコードを書く
エンジニアとして求められるスキルとして、「読みやすいコードを書く」ということが重要です。
自社開発ではチーム開発が基本で、他人が書いたコードを読んで機能を実装しなければなりません。
サービスが正常に動いていても他人がコードを読んで分かりにくい箇所があると、それだけでストレスになります。
理想は...
プルリクエストを見て、他人がパッと見て理解できるコードを書けることが理想です。
「読みやすいコード」を書くためには、現役エンジニアからコードレビューを受けることが最短で成長するコツです。
コミュニケーションが取れる
エンジニアはプログラムを書く以外にも、コミュニケーションが取れるかどうかが求められます。
例えば...
サービスを開発する前にお客様やユーザーからどんな機能が必要なのかをヒアリングをしたり、逆にエンジニアからお客様に提案をする場面があります。
これは開発をする前の段階の要件定義と呼ばれるもので、これはプログラミングスキルというよりコミュニケーションのスキルになります。
エンジニアがプログラムを書く以外にも、コミュニケーションが取れることが求められるのはそういった背景があります。
オリジナルポートフォリオが作れるおすすめのプログラミングスクール
プログラミングスクールの課題が現場レベルのものになっていて、かつオリジナルサービスを作るというところまでやらなければ、実務未経験で自社開発のエンジニアになることは難しいというのが現実です。
そのようなプログラミングスクールを紹介します。
CMでもアピールしている現役エンジニアのみで構成されるTechAcademy
TechAcademyは受講生が多く一番人気のプログラミングスクール。オリジナルポートフォリオが作れる以外にも以下の特徴があります。
- 転職保証が付いている(コースによる)
- 勉強できるコースが多い
- 無料体験できる
TechAcademyは正式に契約して勉強する前に無料体験できます。自分に合うのか確認してから始められるため失敗を防げます。
実際に無料体験してから始められるプログラミングスクールは少ないので、とりあえず受けて確認してみるといいです。
まずは無料相談から
転職サイト運営で転職サポートに自信あり【tech boost】
tech boostは、2コースありブーストコースであればオリジナルアプリの作成が可能です。
- 講師・メンターが現役エンジニア
- 転職サイトを運営しているため転職に強い
以前は最先端技術のブロックチェーンなどが学べたプログラミングスクールです。少し初心者が学びやすいように路線変更してきており料金改定なども行われてきました。
こちらのプログラミングスクールも現役エンジニアで構成されています。
まとめ
本記事では「プログラミングスクールに通っただけで自社開発のエンジニアになれるのか?」について解説しました。
プログラミングは技術を高めることは当然ですが、それ以上に周りの人とのコミュニケーションが取れるかどうかのほうが大事になってきます。
どんな仕事においてもそうですが、一人で仕事が成り立つということはあり得ないです。
本気で自社開発のエンジニアになりたいという人は自分のプログラミングスキルを高めるだけでなく、コミュニケーションを取ることも意識して学習に取り組んでみてください。