
このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
プログラミングを勉強する際、プログラミングスクールを検討したことがあるのではないでしょうか?
特に実務未経験からエンジニアとして転職を考えている方は、ご自身の年齢を気にされているかと思います。
とは言え、プログラミングを勉強するのに遅すぎることはないというのも事実です。そこで今回は「自分の年齢や目的に合ったプログラミングスクールの選び方」について解説していきます。
本記事を読むと以下の内容が分かるようになります。
- プログラミングに年齢は関係あるのか?
- 【年齢別】プログラミングスクールの選び方
これからプログラミングスクールに通うことを検討している人で年齢が気になっているという人はぜひ最後まで読んでみてください。
この記事の信頼度

・IT企業転職歴も3回以上
・プログラミングスクール運営側の経験あり
・単価約100万のフリーランスエンジニア
IT業界は平均年齢が低め
IT業界で活躍する多くの人たちは、若い人たちが多いです。
以前は35歳定年説というものがありました。35歳になるとプログラミングを退きマネジメントを行うというもの。
35歳定年説の意味を解説していきたいと思います。
35歳程度で学習意欲がなくなること
35歳となると一般的には子育てが忙しくなり、プライベートの時間が持てなくなる年齢です。
そのため学習時間がとれないため、技術の進化が早いIT業界で新しい技術の習得が難しくなってくるというのが1つの理由です。
プログラミングの開発スピードが悪いのに収入が上がる
今でも年功序列の会社は多いですが、年齢が上がると給与が上がってくる、けれども開発速度が遅くなる人がでてくる。そのような理由で35歳くらいで引退する方がいいのではと言われた理由です。
プログラマは3Kできつい仕事だ(だった)
プログラマの仕事は3Kもしくは7Kとも言われていました。今では人気の職業となりましたが、徹夜で作業して安い給与で働き休暇が取れない。そのようなきつい職業でした。
体力的にきつい仕事を続けるためには、若い人の方が適しているという理由で35歳で定年したほうがいいといわれた理由でした。
プログラミングを学ぶのに年齢は関係あるのか?
プログラミングスクールのエンジニア転職コースでは、30代後半や40代だと年齢で弾かれることが実際にあります。
そもそもIT業界は若い人が多いということもあり、自分より若い人(20代後半や30代前半の人)がプロジェクトマネージャー(現場リーダー)をやっているというのはよくあることです。
そんな自分より若い現場リーダーからすると、自分より一回り二回り年上の人を部下に持つことや年上の方も年下に指示を出されることに対して抵抗を感じますし、人間関係が難しいところが悩みどころです。
こちらでは実際に「プログラミングを学ぶのに年齢は関係あるのか?」という点について解説していきます。
プログラミングを学ぶだけなら年齢は関係ない
たとえ50歳であろうと、60歳であろうとプログラミングを学ぶだけであれば、年齢は関係ありません。
プログラミングで年齢が関係してくるのは、仕事として発注するかどうかだったり、企業のエンジニアとして働くときの話になります。
仕事として頼むなら...
正直なところ、プログラミングを仕事としてやるなら若い人のほうが学習スピードが早く、仕事を発注しやすいというのは紛れもない事実です。
プログラミング学習は年齢がハンデになることがあっても、努力次第で人生を逆転することができるのも事実なので、諦める必要はありません。
【年齢別】プログラミングスクールの選び方
こちらでは年齢別に分けたプログラミングスクールの選び方について解説していきます。
20代と30代前半のプログラミングスクールの選び方
20代や30代前半であれば、以下の点を最初に決めておく必要があります。
- 何を作りたいかのか?
- プログラミングを学んで今後どうなりたいのか?
最初に決めておかないとプログラミングを勉強しているときに軸がブレてしまい、迷走することになってしまいます。
実際によくあるのが、Webアプリケーションの勉強とWeb制作の勉強を同時にやってしまい、中途半端な結果で終わってしまうパターンが非常に多いです。
「何を作りたいのか?」が分からないという人は、「プログラミングを学んで自分が今後どうなりたいのか?」を決めるところから始めましょう。
例えば、プログラミングを学んで将来は好きな場所で好きな時に働きたいという人は、Web制作がおすすめですし、お金を稼ぎたいという人は、Webアプリケーションがおすすめです。
20代や30代前半であれば、このように自分の理想から逆算して何を勉強するかを明確にした上でプログラミングスクールに通うようにしましょう。
30代後半と40代前半のプログラミングスクールの選び方
30代後半になると、Webアプリケーション開発を行っている企業が年齢で足切りをすることがザラにあります。
30代後半と40代前半であれば、Webアプリケーションではなく企業のシステム開発やWeb制作であれば、まだまだチャンスがあります。
需要の高いJava案件を目指す
企業のシステム開発であれば、Javaを採用していることが多く、最も案件が多いのはJavaです。
Javaの仕事が途切れることは基本的にないですし、安定した収入を求めている人にはおすすめです。
Web制作の場合は...
制作会社への転職が難しい場合、フリーランスや副業であればコーディングやWordPressの案件を受注することも可能です。
結論...
30代後半や40代前半であれば、Javaを採用しているプログラミングスクールかWeb制作が勉強できるプログラミングスクールを検討してみてください。
30代後半や40代前半でプログラミングの仕事をするとなると、20代や30代前半の人と比べると、どうしても仕事の選択肢が狭くなってしまうということを頭に入れておきましょう。
40代後半以降のプログラミングスクールの選び方
40代後半以降ですと、プログラミングの仕事をするのは非常に難しいというのが現実です。
実際に40代後半で現役エンジニアをやっている人によると、40代後半は体力や視力が落ちて、エンジニアの仕事がしんどいと言ってる人が多いです。
もし40代後半で実務未経験でプログラミングの仕事をするとしたら、Web制作だけになります。Web制作に特化しているプログラミングスクールであれば、年齢制限がないことがほとんどです。
40代後半以降でプログラミングの仕事をすることを前提にプログラミングスクールを通うとしたらWeb制作が学べるスクールがおすすめです。
【年代別】おすすめプログラミングスクール
年代別におすすめのプログラミングスクールを紹介していきます。
20代と30代前半におすすめのプログラミングスクール
ポテパンキャンプ
転職目的で高いスキルを身につける必要がある20代と30代前半の人には
ポテパンキャンプがおすすめです。
自社開発企業を目指したい人、本気でエンジニア転職を目指す人は
ポテパンキャンプを候補に含めてみてください。
▼卒業生のレベルが高いと評判のプログラミングスクールです。
30代後半以降におすすめのプログラミングスクール
テックアカデミー
TechAcademyは幅広くいろんなことが学べるプログラミングスクールで受講生が多いのが特徴です。
▼Web制作に必要なコースが多いため、副業目的の方やWeb制作を学びたい人におすすめのプログラミングスクールです。
まとめ
本記事では「自分の年齢や目的に合ったプログラミングスクールの選び方」について解説しました。
もしプログラミングスクールに通うなら、スクールに通う前に「何を作りたいのか?」と「プログラミングを勉強して今後どうなりたいのか?」を明確にすることが大切です。
コロナの影響でプログラミングを勉強している人が増えており、実務未経験のエンジニア転職がコロナ前と比べて難易度が上がっています。
プログラミングを勉強するかどうか迷っているという人は、早めに決断しましょう。