
このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
プログラミングスクールに通っても挫折する人はたくさんいます。難易度の高いカリキュラムを提供しているところは特に多いです。
▼この記事では、以下の点を理解できます。
- プログラミングスクールで挫折する人/独学で挫折する人はどのくらい
- プログラミングスクールで挫折する人の特徴
- プログラミングスクールで挫折しないために必要なこと
この記事は、プログラミングスクールに通うと挫折せずにエンジニアになれるほど甘くないという点を解説していきます。
プログラミングスクールで挫折したくないと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の信頼度

・IT企業転職歴も3回以上
・プログラミングスクール運営側の経験あり
・単価約100万のフリーランスエンジニア
プログラミングの学習で挫折する人はどのくらいいる?
プログラミングで挫折する人の割合を聞いて驚くかもしれませんが、ほとんどの人が挫折しているという現状を知っているでしょうか。
独学の人とプログラミングスクールに通っている人でどのくらい挫折しているのか紹介していきます。
独学で挫折する人は9割以上?
プログラミングの学習している人のほとんどが独学と言われています。
独学の人が挫折する割合が9割以上というのは、いろんな記事で紹介されていますね。ソースはどこかわかりませんが。
プログラミングを独学ではじめて、すぐにあきらめて挫折するという人がほとんどです。
プログラミングスクールで挫折する人は?
プログラミングスクールで教えてもらえば挫折する人はいないと思うかもしれませんが、実は意外と挫折率は高いというのが現実です。
卒業時に企業から高い評価をもらえると評判の
ポテパンキャンプは、高いレベルで学習するするため4割ほど挫折していたと述べています。関連記事で確認してみてください。
プログラミングで挫折するのは割合総評
ポテパンキャンプのように転職時に即戦力を目指すプログラミングスクールでは、難易度が高い学習をするので挫折率が高くなるのは仕方がない。
けれども他のプログラミングスクールでも1-2割は挫折しています。挫折しないために以下の挫折する人の特徴に気をつけて学習を進めてみてください。
プログラミングスクールで挫折する人の特徴
プログラミングスクールに通っても挫折する人はいるということがわかったのであれば、挫折しないよう以下の点に気をつけてみてください。
プログラミングスクールに頼るだけの人
挫折する人に一番多いのがプログラミングスクールに通えば、簡単にエンジニアに転職できると考え、プログラミングスクールに頼りきっている人です。
実際にプログラミングスクールに通ってみたものの、思っているほど簡単ではない、理解できない。自分には無理かもと挫折するわけです。
目的がエンジニアになりたいわけではない人
以前、エンジニアになりたいという人はそれほど多くはありませんでした。エンジニアの仕事は3Kとか7Kって言われていたこともあるからです。
エンジニア志望が増えたのは、コロナ禍でリモートワークが普及したエンジニアの働き方に興味を持った人が増えたからです。
エンジニアの仕事内容に興味を持ったのではなく、フリーランスやリモートワークといった比較的自由な働き方に興味を持った人が学習しはじめました。
そのような人がプログラミング始めてみたけど、そんな簡単にフリーランスになれないとわかるとやめてしまいます。
事前に準備せずにプログラミングスクールに通った人
プログラミングスクールでは、最初に簡単な基本の学習をし少しずつ難易度を上げて学習を進めていきます。
難易度が上がってくると簡単に理解できない点も増えてきて、調べる時間や悩む時間が増えます。そうすると思うように進めなくなってきます。
なので基本的な部分の学習は事前に終わらせ、プログラミングスクールに通ったときには復習のつもりで基本の学習をし、難易度が上がった時に時間をたくさん使えるように準備が必要です。
難しくなったら講師に聞けば解決...?
プログラミングスクールの講師は答えを教えてくれません。自分で解決できるようなアドバイスをします。考え方や調べ方を教えます。そうしなければ成長できないからです。
なので、結局は自分で考えて調べる必要があるので時間がかかるわけです。
限られた時間でスキルを身につける
プログラミングスクールで学べる時間は限られています。なるべく難しい部分に時間を使えるようにしておかないとカリキュラムが終わらず、転職もできずみたい挫折するということになってしまいます。
プログラミングスクールで挫折しないために必要なこと
プログラミングスクールに通って挫折しないために、以下の点に注意してプログラミングスクールで学習しましょう。
事前学習をして適性をチェックする
最初は独学でProgateやドットインストールで学習し、プログラミングの適性をチェックしてみるといいです。
最初は難しいと感じるかもしれませんが、わからない部分が出てきても調べて考えて解決するのが楽しいと感じ、同じように続けられそうと感じたら向いているかもしれません。
エンジニアの仕事は同じことの繰り返し
プログラミングはエラーが出たら調べて考えるの繰り返しです。学習と同じことをするので、この作業が好きか嫌いかで適性がわかります。
事前にチェックしてから本気でエンジニアを目指したい、そして効率良く転職したいと感じてからプログラミングスクールに通うことを考えてみてください。
エンジニアの現実を知ること
エンジニアは稼げる、自由に働けるなどいろんな広告を見て現役エンジニアたちはおそらくそうでもないと感じているでしょう。
たしかに平均年収は全職種の中では少し高いこともありますが、ほとんどのエンジニアは一般的な会社員とほとんど差はありません。
自由に働けているのは自分でサービスを生み出した人くらいで、ほとんどのエンジニアは自社のルールで働くか客先のルールで働くため自由というほどではありません。
インフルエンサーのイメージが強い
元エンジニアという肩書のインフルエンサーの中には、フリーランスエンジニアは自由に働き稼げるみたいなことを話す人がいます。
実際はほんの一部の人しか自由に働けていないという事実を理解しましょう。
プログラミングスクール選びを間違わない
プログラミングスクールに通う場合は、目的に合ったプログラミングスクール選びが重要です。
例えば、基礎しか学習しないプログラミングスクールからエンジニアに転職するとしてもスキルとしては低いため厳しくなります。
基礎の学習をするため挫折率は低くわかりやすいという口コミが広がるかもしれませんが、応用に対応できないでしょう。
プログラミングスクールで挫折しない方法まとめ
今回はプログラミングスクールに通っても挫折しない方法を紹介してきました。
プログラミングスクールに通う前にしっかり準備して目的を明確にして受講しましょう。
エンジニアの現実に目を向けて理解し、それでもプログラミングに楽しさを感じるのであれば目指すことをおすすめします。