このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
結論からいうと、プログラミングスクールに通って良かったと言っているほとんどの人はスクールに通う前に事前学習をしています。
プログラミングスクールに入学する際、事前学習は非常に重要です。事前学習をしっかり進めることで、授業での理解が深まり、よりスムーズに学習を進めることができます。
この記事では、事前学習の進め方や学習の方法など詳しく解説していきます。フルスタックな現役エンジニアの僕が行っている学習を参考にしてみてください。
この記事を書いた人
特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。
- 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
- 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。
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プログラミングスクールに通う前の事前学習の進め方
プログラミングスクールに入学する前の事前学習がなぜ重要なのでしょうか。続く記事で解説していきます。
事前学習の目的と重要性
プログラミングスクールに通う前に、ある程度の事前学習をしておくことは、その後の学習を効率的に進めるために非常に重要です。
事前に学習をしておくことは、以下のような目的があり重要です。
- プログラミングとの相性を知る
- 基礎知識を習得
- 学習習慣を身につける
事前学習をしないでプログラミングスクール通った場合、相性が悪くて3日でやめたなんてことになりかねません。事前学習をしておくことで、合わないのであればプログラミングスクールに通う前にやめることができます。
また、プログラミングスクールに入ってカリキュラムを進めていくと、難易度がどんどん上がっていきます。事前につまづきポイントを知っておくこともよいでしょう。
おすすめの学習リソース
事前学習を通して、プログラミングの面白さや奥深さを体験することで、学習に対するモチベーションを高めることができます。ぜひ初心者向けのサービスを利用してみましょう。
以下のような無料で始められるサービスを利用してみましょう。その他、Udemyもおすすめです。プログラミングスクールに通う前に、ある程度の基礎知識を身につけておくことで、学習効率が格段に向上します。
- Progate
- ドットインストール
- YouTube
学習のモチベーション管理
いきなりプログラミングスクール通い、難しい内容に取り組むと挫折する可能性が高くなります。少しでもプログラミングに触れておくと、その後の学習がスムーズになります。
まずは、プログラミングを始めるに当たり以下の点について考えてみましょう。モチベーションアップにつながります。
- 目標を明確にする
- 小さな成功体験を積み重ねる
- 学習仲間を見つける
- 学習時間確保
- オンオフの切り替え
基本的なプログラミング言語の学習
プログラミングは、コンピュータに指示を与えるための言語です。プログラミング言語を学ぶことで、自分の思い通りにコンピュータを操作し、様々なことができます。
実際にどのようなことを学ぶとよいか簡単に解説していきます。
HTMLとCSS
プログラミングの入り口としてHTMLとCSSの理解は重要です。HTMLはタグを使い、テキスト、画像、動画などの要素を配置する役割を持ち、Webページの構造を定義します。
CSSはスタイルを指定し、文字の色や大きさ、背景色、レイアウトなどを設定し、Webページの見栄えを整えます。
HTMLとCSSは、Webサイト制作の基礎となる2つの言語です。初心者でも比較的学習しやすいので、Webデザインやプログラミングに興味がある人は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
JavaScript入門
JavaScriptは、Webページに動きを与える言語です。HTML,CSSでWebページを作った後に、画像やボタンなどに動きを加えてみましょう。
プログラミングして、画面で確認できるため初心者向けの言語と言われています。サンプルコードをコピペして実際に手を動かして理解をしていきましょう。
データベースの基本
データベースとは、大量のデータを整理して効率的に管理するための仕組みです。どのプログラム言語を選択してもデータベースを利用するため、理解は必須になります。
データベースにはいくつか種類がありますが、最初はMySQLかPostgreSQLのどちらかを使っておけば問題ありません。
データの作成、取得、更新、削除といったCRUD(create, read, update, delete)について理解し、SQLを書けるようにしてみましょう。
フレームワークの概要
フレームワークとは、ソフトウェア開発を効率化するためのツールのようなものです。最初からある程度機能が備わっているため、開発効率が向上します。
プログラム言語によって以下のように人気のフレームワークがあるので、そちらを使って開発してみましょう。
- Ruby: Ruby on Rails
- PHP: Laravel
- Python: Django
- Java: Spring Boot
- JavaScript: React
開発ツールの利用方法
開発ツールには、コーディングやデバッグ、テストなどのためのさまざまなツールがあります。これらのツールを効果的に活用するためには、正しい使い方や設定方法を理解する必要があります。
開発に使用するツールについて解説していきます。
テキストエディタの選び方
プログラミングをする場合に、テキストエディタを使用するか、IDE(統合開発環境)を使うかはプロジェクトにより決まっている場合があります。
2024年現在では、「Visual Studio Code」が人気です。無料で使用でき高機能でさまざまなプログラム言語をサポートしています。初心者で何を使うか悩んでいる場合は、VSCodeをおすすめします。
「Visual Studio」は、IDEなので、間違えないようにしましょう。
バージョン管理システム(Git)の基礎
ソフトウェア開発において、異なる人が同時にコードを書く場面が増える中、コードの管理が不可欠です。
数(十)年前はバージョン管理といえば、Subversionが主流でしたが、近年使われているプロジェクトはほとんどないといってもいいでしょう。初心者がバージョン管理を学ぶ場合はGitを選択しましょう。
以下のようなGitの基本的な操作について理解しておきましょう。また、他人が編集したソースコードを取り込んだり、同じコードを編集した場合に起こるコンフリクトについて理解しておきましょう。
- git init: リポジトリを作成
- git add: 変更したファイルをコミットする準備
- git commit: 変更したファイルをコミット
- git push: リモートリポジトリにコミットをプッシュ
- git pull: リモートリポジトリから変更をプル
プロジェクト実践のための準備
プログラミングの学習は1人でも行えますが、実際の開発現場では多く人が関わりながら開発を進めていきます。
プログラミングスクールでチーム開発を体験できるかは、スクールにもよりますが、実践を意識しておきましょう。
チーム開発の基本
効果的なチーム開発にはコミュニケーションが欠かせません。初心者の場合は特に質問する機会が多くあるため、コミュニケーションスキルを身につけておくことは重要です。
このような質問はプログラミングスクールでメンター(講師)に質問する場合に練習することができます。
ただ「わかりません」というより、自分でわからない点を調べ、どこまで調べて試してみてわからなかったという点を伝えることで相手も教えやすくなります。
プロジェクト管理ツールの使い方
プロジェクトを進めていく上で、プロジェクトにかかる工数や計画など管理するツールを使うことが一般的です。自分でも何か一つ使ってみるとイメージしやすくなります。
よく使われるプロジェクト管理ツールは、以下のようなものがあります。
- Backlog
- Jira
- Redmine
- Wrike
コーディング規約の理解
コーディング規約とは、プログラミングを行う際のルールをまとめたものです。チームで開発を行う場合、バラバラな書き方をするとコードが読みづらく、バグが発生しやすくなります。
そこで、コーディング規約を設けることで、コードの書き方を統一し、可読性と保守性を向上させることができます。チームメンバーはチームのルールを理解する必要があります。
事前学習のときは気にならない点かもしれませんが、ルールがあるということを理解しておき、常に一般的なコーディングルールを意識してプログラミングをしましょう。
こういう人はプログラミングスクールに通い失敗する
プログラミングスクールに通って失敗する人に共通していることについて解説していきます。
事前学習をしていない
プログラミングスクールに通って失敗する人に共通して言えるのは、「事前学習をしていない」人がほとんどです。プログラミングを事前に試している人であれば、向いているか向いていないのかをチェックできます。
事前学習をしていないために、プログラミングスクール入ってから向いていないと感じ挫折してしまうという例があります。
プログラミングスクールに通うとエンジニアになれるという勘違い
プログラミングスクールに通いさえすれば、エンジニアになれると思っている人は挫折する可能性が高くなります。技術を身につけるためには努力が必要です。
プログラミングスクールは、スキルを身につけるためのサポートをしてくれますが、自分で考えて手を動かして始めて身につくスキルになります。継続的な学習習慣や学習意欲は重要になってきます。
事前学習についてのまとめ
事前学習は、プログラミングスクールをより効率的に活用するために重要です。 授業の内容を理解しやすくなったり、より高度な内容にもスムーズについていくことができます。
時間と労力はかかりますが、学習効果は大きく向上します。 自分に合った学習方法を見つけて、事前学習に取り組んでみましょう。