
このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
ポテパンキャンプは卒業できずに挫折していく人が3割程度います。計画を立てて準備してから受講することで挫折を防ぐことができます。
こんな方におすすめ
- ポテパンキャンプに興味がある人
- ポテパンキャンプの難易度を知りたい人
- ポテパンキャンプで挫折しないか不安な人
ポテパンキャンプを受講して挫折しないためにどのような準備ができるか、また受講中の対策などもお伝えしていきます。
不安な方はこの記事を読んで参考にしていただけるとうれしく思います。
この記事を書いた人
特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。
- 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
- 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。
ポテパンキャンプの挫折の状況
ポテパンキャンプは自社開発企業への転職率が高く人気のプログラミングスクールですが、スクール任せの学習をしていると挫折してしまう可能性が高くなります。挫折せずに卒業できると、かなりスキルアップできると評判です。
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実際にどの程度の人が挫折していくのか気になりますよね。
ポテパンキャンプで挫折する人は3-4割
ポテパンキャンプの社長に挫折率について質問した人がいました。肌感で3〜4割挫折していると回答。一般的な基本を学ぶスクールと比較すると多めですね。
ポテパン社長にした質問まとめ
Q.卒業までの脱落率は?
→肌感だが、3〜4割です。Q.紹介できる会社数は?
→コロナの影響で10社前後と少なくなっています。Q.転職までにどれくらい面談するの?
→100社エントリーして実面談は10〜15社程度です。(1/3)#無料カウンセリング#ポテパンキャンプ pic.twitter.com/SBTZ1FCoUK— フリーランスSE おうま (@ouma_chaan) September 15, 2020
一般的なプログラミングスクールの挫折率は?
スクールにもよると思いますが、挫折する人が1割くらいというのを見たことがあります。ただプログラミングスクールの目的は卒業ではありません。転職だったりスキルアップが目的になります。
卒業しても目的である転職やスキルアップもできていないのであれば挫折したと同じと思います。基本のみを学ぶスクールに多いパターンです。
ポテパンキャンプの挫折率が高い理由!?
駆け出しエンジニアの挫折率が9割以上という記事を目にします。プログラミングスクールに通わなければ、そのくらい挫折する率が高いということです。
上で紹介したようにポテパンキャンプでも3-4割挫折するわけです。なぜプログラミングスクールに通っているのに挫折してしまうのか原因を解説していきます。
ポテパンキャンプは以前に選考があり受講できない人が多かった
2020年11月現在は廃止となっていますが、以前ポテパンキャンプでは受講するためには選考を通過する必要があり、受講したくてもできなかった人が多かったという状況でした。
しかし、現在は選考が廃止となり誰でも受講が可能になりました。そうすると選考でフィルターにかかる人がいなくなったため挫折率が上がったということが考えられます。
原因 ①
選考がなくなりエンジニアになるのは厳しいと思われる人も受講できるようになった。その方たちがついていけず挫折してしまった。
初心者コースがなくなった
初心者コースがなくなったのは2021年なので挫折率の話がでた後になりますが、レベルに差があったとしても一つのコースで同じカリキュラムを受けるわけです。
ポテパンキャンプの目標は高いため、難易度が高くてついていけないという人は増えるでしょう。
原因 ②
初心者コースがなくなったため、転職コースのカリキュラムが難しくて挫折する。
事前学習が足りないため挫折する
プログラミングスクールを受講する人たちの多くの人に当てはまることかもしれないですが、受講すればエンジニアになれると思っているということ。
プログラミングスクールを受講する前に、独学でできることはたくさんあります。Progateやドットインストール、YouTubeやUdemyといった初心者が独学しやすい環境が整っています。
原因 ③
独学でできる基礎の学習をしっかり行わずにプログラミングスクールに通い、挫折してしまう。
独学で基礎学習をしっかりやっておけば、スクールでの基礎学習はさくっと終えられるため、難しくなる応用部分に時間を使うことができますね。
ポテパンキャンプで挫折しないための準備
ポテパンキャンプで挫折したくない方は受講前にしっかり準備をして、受講中も学習する時間や環境を整えましょう。具体的に解説していきます。
受講前の準備すること
上で説明した通り、基礎学習を終えておくというのが基本です。
プログラミングスクールでは、最初に基本の学習をして後半になるにつれて難しくなっていきます。後半に時間を使うためには前半の基本部分は予定より早く進めるのがおすすめです。
- 基本の学習は独学で終えておく。
- 後半の難しくなったときに時間を使えるように計画を立てる。
受講中の学習の仕方
受講中はカリキュラムを進めながら、難しいと感じた部分に時間を使い復習に力を入れます。カリキュラム以外の学習サイトを使ったり、本など利用してもいいと思います。
経験豊富な講師にどのような学習をすると、その部分を理解できるか相談してみるというのも良さそうです。
- 復習に力を入れる。
- 他のサイトや書籍、動画などで違う視点で学習して理解を深める。
- 難しい部分を理解するための学習方法を講師に相談してみる。
できるだけ学習時間をとる
プログラミングの学習は時間がかかるものです。ポテパンキャンプの場合は5ヶ月と長めの期間で学習しますが、仕事しながらであれば確保できる時間は(20時間/週)くらいです。
5ヶ月で400時間の計算になります。エンジニアになるために必要な時間は800-1000時間といわれているため全然足りていません。
プライベートの時間を削り学習時間を確保する
家庭の事情があったり友人との交友も重要ですが、エンジニアに転職できるまでは学習に専念できるように休日の使い方を考えましょう。
合間時間を学習に使う
通勤時間、昼休みなどちょっとした時間を使い学習するという気持ちが大事です。プログラミングは時間を使った分だけ慣れます。
挫折せずポテパンキャンプで学習を続けられるおすすめの人
ポテパンキャンプで挫折せずに学習を続けられる人は、どのような人か解説していきます。
エンジニアに転職したいという強い気持ちを持って努力できる人
まずはやる気が一番。普通のエンジニアはやる気のみでなんとかなります。
根拠は僕です。僕は高学歴でもなく、優秀でもない普通のエンジニアです。エンジニア1年目は苦労したし、独学で学習していた時も挫折しそうでした。それでも10年以上たった今でも新しい技術を積極的に学習しています。
普通でも会社員時代は役職がついて100人以上の部下を持つくらいになれましたし、今はフリーランスエンジニアになりました。努力だけしかない僕でもここまでできました。
技術が好き・プログラミングが楽しいと感じれる人
プログラミングは簡単ではないため、続けるためには好きと思える人の方が向いています。フリーランスは自由とか収入が高いといういい話ばかりではありません。
納期に間に合わなくつらい時もあります。解決できない問題があって苦しいと感じる時もあります。そのような点も含めて好きと感じれる人はおすすめです。
首都圏で就職が可能な人
ポテパンキャンプではRailsを教えているため、主な就職先は自社開発企業となっています。
Railsを使う企業の多くが首都圏にあるため、地方に住んでいる場合は首都圏で就職ができるという人でなければ厳しいと思います。
未経験でいきなりフルリモートで開発に入るという可能性もありますが、首都圏に通える距離に住んでいる方が採用側も教育しやすいと思います。
プログラミングの学習時間が確保できる人
プログラミングスクールでは短い期間で戦力になる人材を育てるためにカリキュラムが難しい。理解するためにメンターに質問するだけでなく自分で考え理解する必要があります。
そのために多くの時間を必要とします。スクールによっては学習時間1000時間必要と考えているところもあるため、できるだけ多くの学習時間を確保できるようにしておかないと挫折する原因となります。
計画的にスケジュールを見直して、学習を優先して生活できるよう調整しましょう。
▼ポテパンキャンプは働きながらでも受講が可能です。
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ポテパンキャンプの挫折率が高い理由まとめ
ポテパンキャンプの挫折について解説してきました。
中途半端な気持ちで受講する人は簡単に挫折していきます。事前に自分で学習を進めてある程度の知識を蓄えてから受講することをおすすめします。
卒業後にエンジニアとして通用するためには、難易度の高いカリキュラムをクリアする必要がある、ポテパンキャンプはそのような教育をしているプログラミングスクールであるという点を理解しておきましょう。