
今回は、このような方に向けて書いています。
プログラミングは、ロジカル思考や問題解決能力が求められるため、向いている人と向いていない人が存在します。しかし、プログラミングスクールに入ることで技術を磨くことができるため、挑戦したいと思っている人もいることでしょう。
自分に向いているかどうかを判断するには、プログラミングに対する興味・関心や、数字やロジカルに敏感な性格や職業に就いているかどうかを踏まえてみるとよいでしょう。
本記事では、簡単な自己診断テストなどを紹介しながら、プログラミングに向いている人物像や向き不向きのポイントを解説していきます。是非とも参考にしてみてください。
この記事の信頼度

・IT企業転職歴も3回以上
・プログラミングスクール運営側の経験あり
・単価約100万のフリーランスエンジニア
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プログラミングに向いている人の特徴とは?
プログラミングに向いている人の特徴としては、論理的思考力が高く、問題解決能力に長けているなどの特徴が挙げられます。
メモメモ
プログラミングには、問題を見極め、分析し、解決するスキルが不可欠です。そのため、プログラミングに取り組んでいく上で、論理的思考力を鍛えることが非常に重要になってきます。
また、プログラミングにおいては、継続的な努力や忍耐力も必要です。常に新たな知識を吸収していく姿勢が求められます。
しかし、これらの要素がないから「プログラミングは自分には向いていない」と決めてしまう必要はありません。自分が向いているかどうかは、一度体験してみることが大切です。
例えば、以下のような方法で実際に手を動かしてみましょう。
- プログラミングスクールの体験講座に参加してみる
- オンラインの無料講座を受ける
- プログラミング初心者の交流会に参加してみる
もちろん、プログラミングには向いている人と向いていない人がいます。
しかし、プログラミングが苦手だと思っていた人が、別のアプローチで気づけば向いていることがあるかもしれません。自分自身の未知な可能性を探してみましょう。
プログラミングを学ぶために必要な基礎知識とは?
プログラミングを学びたいけど、どんな基礎知識が必要なのか分からない人は多いかもしれません。
論理的思考力
まずは、プログラミングに必要なのは「論理的思考力」です。プログラムは、論理的に考えながら作成する必要があります。そのため以下のような人たちはプログラミングに向いている可能性があります。
- 数学が得意な人
- 論理的に物事を考えることが得意な人
ココに注意
プログラミングで数学の知識が必要とされるのはほんの一部です。そのため多くの文系卒の方もプログラマーとして活躍しています。
英語リーディング力
プログラミングを学ぶ上では、英語リーディング力も必要です。コンピューターシステムのほとんどが英語で作られているため、英語のマニュアルやドキュメントを読む必要があるからです。
英語が苦手でも、克服したいと思っている人は、この機会に英語力も向上させることができるでしょう。
自己学習力
そして、自己学習力も重要です。プログラミングの世界は常に進化しているため、新しい技術や言語を自己学習していく必要があります。
長期的な集中力を持って、一つずつ問題を解決していくことが重要です。
プログラミングに向いている人が持っている3つの能力
プログラマーになるために必要な能力は、誰にでも備わっているものとは限りません。プログラミングに向いている人が持っている3つの能力を紹介します。
能力(1) 論理的思考力
1つ目は論理的思考力です。プログラムは論理的な思考がなければ作成できません。複雑な問題を解決するためには、論理的思考力が必要不可欠です。
能力(2) 問題解決能力
2つ目は問題解決能力です。プログラム開発は、常に問題解決と向き合っていかなければなりません。
対処すべきエラーやバグが発生した際に、プログラマーは的確に問題を特定して、解決策を打ち出す能力が必要です。
能力(3) 継続力
3つ目は継続力です。プログラム開発は単純な作業ではありません。
コードを書いた結果が思った通りに動かなかった場合でも、あきらめずに継続して取り組むことが求められます。プログラマーは、継続することで問題解決の手法を見つけ、改善していくことができます。
プログラミングスクールに通うべきか、自己学習をするべきか?
プログラミングは論理的思考力が求められるため、論理的思考力が高い人が向いています。
また、問題発見・解決能力も必要です。コンピュータが理解できるように、細かいところまで丁寧に記述する必要があるため、細かい作業が好きで根気がある人も向いています。
プログラミングスキルを身につけるに当たって、プログラミングスクールに通うべきか、独学で勉強するべきか判断することは難しいでしょう。ここでは、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
プログラミングスクールで勉強するメリット
プログラミングスクールで勉強する3つのメリットについて、ご紹介します。
メリット1:構造的な学習プログラムが用意されていること
プログラミングスクールでは、初心者から上級者まで、段階的な学習プログラムが用意されています。
初心者は基礎的なプログラミングの知識から学び、段階的に応用的な技術を身につけることができます。また、各段階での実践的な課題を通じて、より深い理解が得られます。
メリット2:モチベーションの維持がしやすいこと
プログラミングスクールでは、講師や同級生との交流ができるため、モチベーションを維持することがしやすくなります。また、クラスメイト同士で競い合ったり、協力しあったりすることで、学習意欲が高まることもあります。
メリット3:就職・転職に有利なことがあること
プログラミングスクールでは、プロジェクト実習や就職支援など、就職・転職に有利なカリキュラムが用意されていることがあります。また、スクールと提携している企業とのマッチングも行われていることがあるため、就職活動の支援が期待できます。
自分に合ったプログラミングスクールを検索してみてください
プログラミングスクールで勉強するデメリット
次にプログラミングスクールで勉強するデメリット2つ、ご紹介します。
デメリット1:費用が高いこと
プログラミングスクールは、個人で勉強するよりも費用が高くなることがあります。
また、スクールによっては、教材や教材の費用が別途必要な場合もあるため、費用面での負担が大きい場合があります。
プログラミングスクールの費用相場はこちらの記事でご覧ください。
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プログラミングスクールの費用相場はどれくらい?
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デメリット2:スケジュールが合わない場合があること
プログラミングスクールは、通常は決まった日程や時間帯で授業が行われるため、自分のスケジュールに合わせることができない場合があります。
また、短期間での集中的なカリキュラムであるため、自分のペースで学ぶことができない場合もあります。
独学で勉強するメリット
独学で勉強するメリットについて3つ、ご紹介します。
メリット1:自分のペースで学習できる
自分の都合の良い時間に学習できるため、自分のペースで学習が進められます。また、疑問点が生じた場合にも、自分の都合の良いタイミングで解決することができます。
メリット2:費用がかからない
独学でプログラミングを学ぶ場合、大学や専門学校に通う必要がなく、自宅で学ぶことができます。そのため、学費や交通費などのコストを抑えることができます。
メリット3:スキルアップができる
自分自身でプログラミングを学ぶことで、自己学習能力が身につき、スキルアップにつながります。また、独学で学んだ知識を実践に活かすことで、より実践的なスキルが身につくこともあります。
独学で勉強するデメリット
続いて独学で勉強するデメリットについて3つ、ご紹介します。
デメリット1:疑問点が解決しにくい
独学でプログラミングを学ぶ場合、疑問点が生じた場合に解決するための相手がいないため、解決がしにくいというデメリットがあります。
そのため、オンライン掲示板やコミュニティなどで他の人と交流することが必要になります。
ココに注意
疑問点を解決できずに、学習をやめてしまうという方も多くいます。実際に挫折する人は9割以上と言われているため、特に独学する方は注意が必要です。
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プログラミングで挫折する人が9割は本当?挫折しない人との違いは?
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デメリット2:正しい情報が得られない可能性がある
インターネット上には多くの情報がありますが、その中には誤った情報も含まれている可能性があります。そのため、正しい情報を選別する能力が必要になります。
デメリット3:プログラマーとしての能力が不足する可能性がある
独学でプログラミングを学ぶ場合、自分のスキルや知識に自己評価が入り込むことがあります。そのため、他のプログラマーと比べて、自分の能力が不足していることに気づかない場合があります。
プログラミングスクールに入る前に確認したい、自分が向いているかの判断材料
上述したとおり、プログラミングに向いているのは、論理的思考や問題解決能力が優れている人と言われています。しかし、それだけではありません。
プログラミングには、好奇心や創造性も重要な要素です。自分がプログラミングに向いているかどうかを判断するには、それぞれの資質や能力を見つめ直すことが必要です。
例えば、プログラミング未経験でも、論理的思考力があれば、簡単なアルゴリズムくらいなら理解できるでしょう。また、創造性がある人は、自分でアイディアを出し、それを元にコードを書くことができます。
今では、ネット上でサンプルコードなどを探すことができるので、参考にしながらプログラミングを進められるでしょう。
しかし、プログラミングを自分で判断できるかどうか判断することが、難しい場合もあります。そんな時は、まずはプログラミングの基礎知識を勉強して、その理解度を測ることがオススメです。
チェック
プログラミングスクールやProgateなどのオンラインの学習サイトが、そのための最適な道具です。
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プログラミングスクールに通うメリットとは。どうやって選ぶべき?
続きを見る
また、周囲の人に質問してみることも有効です。プログラマーの友人や、プログラミングスクールの講師に相談して、自分の能力を正確に把握してみましょう。
オススメのオンライン学習サイトのリンクを載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
プログラミングに向いているかどうかを、実際にプログラミングに触れる前に判断するのは、簡単ではありません。
しかし、自分自身を見つめ直すことや、学びの機会をつかむことで、自分の適性を確かめることができます。ぜひ、自分に合った学習スタイルを見つけて、プログラミングの世界へ飛び込んでみてください。
プログラミング初心者でもできる、簡単なプログラムの作り方
実際にプログラミングを学習することを決めたら、まずは簡単なプログラムを書いてみることから始めましょう。ここでは、初心者にオススメのPythonを例にご紹介します。
Anaconda のインストール: Python環境構築ガイド
インストールが完了したら、Anaconda NavigatorからJupyter Notebookを起動します。Jupyter Notebookは、Webブラウザ上でPythonのコードを実行できる開発環境です。
Jupyter Notebook上で、新しいノートブックを作成してプログラムを記述します。例えば、画面に「Hello, World!」と表示するプログラムは、下記のように記載します。
print("Hello, World!")
プログラムの記述が終わったら、プログラムを実行します。すると、画面に「Hello, World!」と表示されます。
以上が、簡単なプログラムの作り方です。初心者でも簡単に試してみることができるでしょう。Pythonは学習教材の多いプログラミング言語なので、他のプログラムも作ってみましょう。
まとめ|プログラミングに向いている人は、論理的思考力や忍耐力がある人
プログラミングに向いている人は、論理的思考力や忍耐力がある人です。また、協調性やコミュニケーション能力も重要です。自分が向いているかどうかは、まずはプログラミングに興味があるかどうかを確認しましょう。
また、基礎的な数学や英語力も必要となるので、それらの知識や能力があるかも確認しておくと良いでしょう。
プログラミングスクールに入る前に、自己学習でプログラミングを学んでみて、自分に合っているかどうかを体験することができます。
テックアカデミーでは無料体験のサービスがあります。一度覗いてみてください。
TechAcademyは、マンツーマンでの学習ができるため初心者でも学びやすいと評判です。オリジナルアプリを作るコースもあるため、就職時に高い評価を得ることも可能です。
自分に向いていると感じた場合には、プログラミングスクールに入って、より専門的かつスキルアップを目指して学びましょう。