
このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
結論からいうと、転職を保証できなくなるからです。転職率が下がるとプログラミングスクールの評判にも関わります。この後にもう少し詳しく解説していきます。
- 年齢制限をかける理由を詳しく解説
- 年齢制限に引っかかる人がプログラミングを学ぶ方法
このあたりを詳しく解説していきます。年齢制限にかかりプログラミングを学ぶのを諦めている方、プログラミングスクール選びで悩んでいる方は最後までご覧ください。
元プログラミングスクールを運営していた会社でエンジニアをしていた現在フリーランスエンジニアの僕が説明します。
プログラミングスクールの年齢制限について
プログラミングスクールには、年齢制限が課せられている場合があります。その理由や年齢制限にまつわるさまざまな事柄を分かりやすく解説します。
プログラミングスクールが年齢制限をかける理由
プログラミングスクールが年齢制限をかける理由は、二つあります。
転職保証できない
転職保障できない点について説明する前に、主なプログラミングスクールのビジネスモデルをご紹介します。まず、プログラミングスクールは、企業からどのような生徒が欲しいかリクエストを受けます。
そして、該当するプログラミングを学んだ学生を企業に紹介し、見事内定を得ることが出来れば企業から紹介料としてプログラミングスクールに報酬が入ります。このようなビジネスモデルのため、プログラミングスクールは企業が欲しがる生徒を育成し輩出していく必要があります。
そして、多くの企業が若く活気とやる気に満ち溢れた若年層の生徒を欲しがっています。そのため、転職保障が出来ないのでプログラミングスクールには企業からのリクエストに応えるため年齢制限がかけられているのです。
転職が厳しい
三十代以上の方が、これからプログラミングについて学んでITエンジニア業界に参入することは、もちろん可能です。
ですが、ITエンジニア業界に限らず、新しい業界に参入するならばゼロから職務を全うできるだけの知識を学ばなければなりません。十分に職務を全うできるだけの知識量を考えると、学習しなければいけない知識は膨大な量となり、学習に多くの時間がかかります。
そうなると、企業としては若くポテンシャルの高い二十代の就活生を採用したいと考えます。異業種への三十代以降の参入は、難易度が高く転職するのは厳しいのが現状です。
年齢制限を超える人がプログラミングを学ぶ価値は
これまでの解説を見ることで、もしかするとプログラミングスクールに年齢制限がかけられている理由から、三十代以上の方がプログラミングを学ぶ価値は低いと感じられるかもしれません。しかし、実際はそのようなことはなく、年齢制限を超える人でもプログラミングを学ぶことには大きな価値があります。その最も大きな理由は、転職することが出来る可能性は十分にあるためです。
20代の獲得が難しい企業は30代を採用している
上記の『プログラミングスクールが年齢制限をかける理由』の通り、多くの企業は若年層の就活生を求めています。しかし、エンジニアが不足している世の中で若年層を求める企業が多数存在することから、企業側で就活生獲得のための競争が起きています。そのような背景から、三十代以上の方の採用を行っている企業も存在します。さらに、プログラミングスクールにも転職支援サービス付きプランでも年齢制限をかけていないスクールもあります。
年齢によって、転職の難易度は変化しますが、転職自体が出来なくなるわけではありません。実際に、四十代からでも転職を成功させている方が多数いらっしゃいます。プログラミングを学ぶ強い意志があるのならば、学習し挑戦することには大きな価値があります。
プログラミングスクールはプランを複数準備している
プログラミングスクールは、転職保障プランのほかにも多数のプランを用意しています。仮に、年齢制限を超えるため転職保障プランを受講することが出来なくても、違うプランを選択することで講師に相談しサポートを受けながら学習を進めることが出来ます。
講師から、需要の高いプログラミング言語などの有益な知識を教わったり、受講者の性格と希望にマッチした職種の提案を受けたりと、様々なサポートを受けられます。そうすることで、転職の可能性を高めるだけでなく、転職後のイメージとの齟齬から発生するストレスなどのリスクを減らすことが出来ます。転職保障はなくとも、講師のサポートを受けながら学習を続け、自発的に就職活動を行うことで、十分に転職できる可能性があります。
年齢制限を超えていても学びたい人のプログラミングスクール
年齢制限を超えていてもプログラミングを学びたい人向けの、おすすめのプログラミングスクールを紹介します。
TechAcademy(テックアカデミー)
TechAcademyは、オンライン完結型のプログラミングスクールです。多種多様なコースを用意しているのが特徴で、転職サポートも行っています。サポート内容としては、自信のプロフィールやスキルを登録しておくことで企業からスカウトされるサービスです。受講生ならば、費用は掛からず受講をスタートした直後から利用することが出来ます。
TechAcademyTechAcademyは、豊富なプランを有するため、プログラミングを学んだことがない全くの初心者でも階段を上るように順番に知識を身に着け成長できます。
もちろん30代でも受講可能です。以下の関連記事の方をみてもらうとわかりますが、TechAcademyではコース診断というものがあり32歳までと33歳以降では診断結果が異なります。33歳以降では転職コースを目指すのではなくWeb制作を学ぶコースを勧めてきます。
tech boost
tech boostは、オンラインと通学を選択することが出来るプログラミングスクールです。受講生ひとり一人のニーズに沿った、最適な学習プランをプロのカウンセラーが提案してくれます。現役エンジニアのみで構成されている講師は、サポートが厚いことで評判です。
tech boostを運営している、株式会社Branding Engineerは、エンジニアに特化した転職支援サービスを無料で展開しているため、キャリア形成をサポートしてくれます。
どんな方でもエンジニアというキャリアに興味があるのでしたら、ご参加ください。
年齢や職歴を加味した上でのキャリアの選び方をアドバイスさせていただきます。
参照元: tech boost公式
30代でもサポートしてもらえるプログラミングスクールとなっています。
テックキャンプ
tech campは、月額制で用意してある学習プランを学び放題のスタイルをとったプログラミングスクールです。学べるジャンルが豊富で、これから需要が高まると予想されているVRや3Dゲーム開発、AIについて学ぶことが出来る貴重なスクールです。
VRについて教材が存在しているプログラミングスクールは、非常に少ないのでインターネット上で注目を集めています。また、入学後定められた日数以内ならば費用が全額返金される、「全額返金保証」が用意されているため、安心して入学することが出来ます。
特に制限はございません。現在小学生高学年から50代の方まで受講いただいております。ただし、中学校卒業程度の基礎的な英語および、数学の知識が必要となりますので、不安に感じられる方はお気軽にご相談ください。
参照元: テックキャンプ公式
プランによって年齢制限がある場合もありますが、ないプランもあるので詳しくはスクールに問い合わせて見るとよいかと思います。
CodeCamp
code campは、オンライン完結型の老舗なプログラミングスクールです。豊富な実績と、高い講師陣の評価から常に多くの入学者がいます。プログラミングスクールの良し悪しを判断するのに、非常に適している無料体験を開催しているため、入学者は納得して入学することができ、満足度も高くなっています。
また、他のプログラミングスクールと比較して費用が安価に設定されている点も大きな魅力の一つです。優秀な講師と、マンツーマンで学習するため、間違った学習方法をとることなく着実に成長し続けることが出来ます。
転職コースには年齢制限がある(その方が転職可能かどうかを判断する)ようですが、年齢の壁を超えて受講できるコースもあります。
Code Village
code villageは、フロントエンドに特化したプログラミングスクールです。フロントエンドエンジニアは、リモートで働くにあたって非常に向いている職業の一つです。そのため、リモートで働くことを目的として、プログラミングスクールに入学することを考えている人に、特におすすめなプログラミングスクールです。
また、未経験者向けのプランが用意されているので、未経験からフロントエンドエンジニアに挑戦する方でも安心して学習に取り組むことが出来ます。講師に対するオンラインでの質問回数に制限がないので、自分が納得できるまで質問し、疑問を解消することが出来ます。
[code_village_counseling]
こちらのプログラミングスクールを受講するのに年齢制限はありません。
Code Villageの卒業生の体験談もご覧になってみてください。選択の判断材料になると思います。
まとめ
転職の保証をしているプランの多くは年齢制限を設けています。けれどもそれでも学びたい、転職したいと考えている方のために別でプランを準備しているプログラミングスクールは多いです。
年齢制限に引っかかっても諦めずに頑張って見ることをおすすめします。
もっと体験談が読みたいという方は以下からご覧ください。