こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
「プログラミングを無料で学習できるサイト利用すれば、独学で身につけられるよ」とか、「プログラミングスクールに通うのは無駄」といった意見を見かけます。
学習の効率が全然違うためプログラミングスクールの利用をおすすめしていますが、人によっては独学できる人もいるでしょう。
この記事では、プログラミングスクール、独学それぞれのメリット・デメリットや独学できる人はどのような人かといった点に注目していきます。
この記事を書いた人
特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。
- 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
- 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。
人気のプログラミングスクール(PR)
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- TechAcademy
- 「転職・副業・フリーランス」希望のコースが必ず見つかる。特に実務経験がつめる副業コースは人気。
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- ポテパンキャンプ
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- 「日本初のWeb専門スクール」。信頼度が高く、自分好みの組み合わせで学べる。通学・オンラインどちらでも学習ができるため自由度が高い。
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プログラミングスクールと独学のどっち
プログラミングの学習をする時に独学かプログラミングスクールを選ぶかという問題はよく議論されます。それは個人の価値観によるので無駄な議論だと思っていて、冒頭で伝えたように人それぞれだと思っています。
初心者の方がプログラミングの学習を始める時の流れは、だいたい以下のような感じがおすすめです。
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STEP1無料サイトでプログラミングをしてみるプログラミングを始める時は、自分で無料のサイトを見ながらやってみるという人がほとんどではないでしょうか。
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STEP2独学を続けるそのまま独学で進められるまで進む。
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STEP3壁にぶつかる壁にぶつかり乗り越えられなくなると挫折するか、乗り越えたいと思いプログラミングスクールに通う
上記のような例でいくと、挫折しないで独学でほとんど進められる人は独学で続けるでいいと思います。
独学で挫折すると思ったら早めにプログラミングスクールに通うのが良いと思います。
独学とプログラミングスクールのメリット・デメリット
プログラミングスクールと独学どちらで学習するにしてもメリット・デメリットがあります。自分にはどちらのほうがメリットがあるのか確認してみてください。
独学のメリットは3つ
独学にも多くのメリットがあります。3つほど掻い摘んで解説していきます。
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- 自分のペースで学習ができる
- 特定のトピックに時間をかけたり、スキップしたりできるため、個々の学習スタイルに合わせて進めることができます。他のスケジュールに遅れる心配がありません。
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- 自分に合う学習方法を選択できる
- インターネット上には多くのオンラインコース、チュートリアル、ドキュメンテーションが存在しています。これにより、様々な視点や教材から学ぶことができ、自分に最適な学習方法を見つけることができます。少し学習してみて合わないと感じたら別の方法で学習することができます。
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- 忍耐力や経験値が上がる
- 独学では、問題にぶつかったときに自ら解決策を見つける力や、ドキュメンテーションを読むスキルが向上します。これは、実際の開発環境で問題に対処する際に非常に重要なスキルです。
独学3つのデメリット
独学のプログラミング学習にもいくつかのデメリットがあります。いくつか課題となる点を3つ紹介します。
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- 学習の方向性が定まらない
- 独学の場合は、目標のために何をどのように学ぶかという点で方向性を見失う可能性があります。カリキュラムなど自分で選択できるというメリットが逆に間違った方向の学習をしてします可能性があります。
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- 指導者がいないため難易度の高い課題の解決の対処がむずかしい
- 指導が直接受けられないため、難易度の高い課題の解決に時間がかかる可能性があります。また、解決できない場合にモチベーションが下がり、最悪の場合は挫折してしまう人も多くいます。
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- 古い情報に惑わされる
- プログラミングの分野は急速に進化しているため、新しい技術やツールが頻繁にリリースされています。独学者はこれらのアップデートを見逃す可能性が高いです。古い情報で学習し、実務についたときに使えないということもあります。
プログラミングスクールのメリット4つ
プログラミングスクールに通うメリットはたくさんあります。
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- プロの指導が得られる
- プログラミングスクールでは、経験豊富で資格を持ったエンジニアが専門的な指導を提供します。現役のエンジニアからの直接のフィードバックは、コードの理解を深め、エラーを早期に発見し修正するのに役立ちます。経験から学べるものは多くあります。
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- 構造化されたカリキュラムが提供されている
- プログラミングスクールでは、基本的なトピックから徐々に高度なトピックに進む構造化されたカリキュラムが提供されます。これにより、学習者はステップバイステップでスキルを構築できます。
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- チーム開発で実践学習
- スクールでは、学習者同士が協力してプロジェクトを進める機会があります。これは実際の開発環境でのチームワークの経験を提供します。また、学生同士や講師とのコミュニケーションが促進されるため、質問や意見交換がしやすくなります。
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- 挫折を防げる
- プログラミングスクールに通うと、問題があった場合でも気軽にメンターに質問できるため挫折する確率が減ります。プログラミングスクールに通う最大のメリットと言えるかもしれません。
プログラミングスクールのデメリットは3つ
プログラミングスクールにもデメリットがあり、受講前に理解しておく必要があります。
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- 費用の問題
- プログラミングスクールは通常、他の学習方法に比べて費用がかかる傾向があります。授業料や教材費だけでなく、通学する場合は交通費がかかる可能性があります。
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- 時間の制約
- プログラミングスクールは通常数週間または数か月の期間を要します。これは、学習者にとって都合がつかない場合があり、特に既存の仕事や学業との両立が難しいことがあります。期間内でスケジュール通りにカリキュラムを進める必要があり、長期間に渡り調整が必要になります。
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- 柔軟性の欠如
- プログラミングスクールのカリキュラムは構造化されていますが、学習者のペースに合わせる柔軟性が制限されることがあります。個々の学習スタイルに合わせて進めることが難しい場合があります。
本格的な学習をする前に身につけるべき基礎知識とは?
プログラミングスクールに入る前に、独学でプログラミングを学ぶことは可能です。しかし、最初に基礎知識を身につける必要があります。
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1言語の種類
まず、プログラミング言語の種類について理解することが重要です。人気があるプログラム言語は以下のようになっています。初心者にはPythonがおすすめで、シンプルな文法でプログラミングを学ぶことができます。
- Java
- Python
- JavaScript
- PHP
- Ruby
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2プログラミングの基礎
次に、プログラミングの基礎を学習する必要があります。データ型、変数、制御文、関数などの基本的な概念を理解することが、プログラミングにおいて大切です。
これらを理解してから、実際にコーディングをしながら理解を深めていくことをおすすめします。プログラミングの基礎を勉強する際は、オンラインのプログラミング学習サイトや書籍を利用することも効果的です。
Progateは初心者が最初に学習するのにおすすめのサイトです。
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プログラミングスクールに入る前にProgateをやっておこう
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プログラミングのツールやライブラリも使いながら実際のアプリケーション開発を行い、自分自身で課題を見つけて解決していくことが、より深い理解を生むでしょう。
スクールに頼らず独学でプログラミングを学ぶことも可能ですが、本格的な学習に進む前に基礎知識をしっかり身につけることが重要です。
自分自身で学び、自分自身で課題を設定し、解決していくことで、プログラミングに関する知識とスキルを身につけることができます。
プログラミング初心者が最初に学ぶべき言語とは?
初めてプログラミングを学ぶ際に、どのプログラミング言語から勉強すればよいのか迷ってしまうという人は多いですよね。最初に学ぶ言語は、その後学ぶ言語の理解に繋がる重要なポイントとなるため慎重に選びたいものです。
まず、初心者が学ぶべきプログラミング言語の候補として挙げられるのは、Python、HTML / CSS、JavaScriptです。
おすすめ言語① Python
Pythonは、初心者でも比較的簡単に学ぶことができ、また幅広い用途で使用されることがあります。そのため、まずはPythonから勉強することをおすすめします。
また、新しく学ぶ場合はプログラム言語の人気も重要です。低迷しているプログラム言語を学んだとしても、ニーズがないため転職しにくい、案件がないといったことになってしまいます。
おすすめ言語② HTML / CSS、JavaScript
HTML / CSSはウェブページの構成に必要な言語であり、JavaScriptはその機能拡張に必要な言語です。
JavaScriptの理解が進むと、次のステップとしてReact、Vue、Angularなどフレームワーク、ライブラリの学習へと進むことができます。このあたりを使いこなせるようになると、一人前のフロントエンドエンジニアになります。
フロントエンドから学習を始めると、プログラミングを楽しめるというメリットがあります。
おすすめ言語③ PHP
PHPは、初心者向きのプログラム言語です。Web開発だけでなくWordPressなどでも使われているため、汎用性があり転職したい方だけでなく副業やフリーランスの方向にも進みやすいです。
人気のフレームワークはLaravelですが、古くからつかわれているためCakePHPなどで開発されたシステムも多数残っているのが特徴です。
独学で進められる人の3つの特徴
プログラミングの学習を独学で進められる人は、以下のような人です。
- ゴールがわかっていて何を学習するとよいかわかる人
- 問題(エラーなど)を自分で解決して進められる人
- 自己管理ができる人
ゴールがわかっていて何を学習するとよいかわかる人
プログラミングのスキルを身につける場合、何をどの程度学習するとよいのかわからないという人が多いです。必要な学習範囲がわからないと、永遠に学習を続けることになります。
目的を達成するために、学習範囲や必要なスキルを理解している人は独学が可能です。
ただしネット上には基本の学習をできるサイトは多いですが、実務よりの難易度で学習ができるサイトを見つけるのは容易ではありません。
問題(エラーなど)を自分で解決して進められる人
プログラミング学習は時に困難を伴います。エラーの解決や複雑なコンセプトの理解に時間がかかることがあります。そうした困難に対して耐え忍び、諦めずに学び続ける忍耐力が必要です。
独学で進められる人は、問題やエラーがでても根気強く調べたり人に聞いて解決できる人です。エラーとの戦いは2,3日かかることもあるし、初心者であれば1週間かかっても解決できないかもしれません。
根気強く調べたり、経験ある人に頼ってでも解決するというような人でなければ、挫折してしまうので注意が必要です。
自己管理ができる人
独学者は自分で進捗を評価し、強化すべきスキルを見極める能力が求められます。自己評価ができ、それに基づいて学習計画を調整できる人が向いています。
問題にぶつかったときに自ら解決策を見つけ、ドキュメンテーションを読むスキルがある人やプログラミングに対する熱意や興味があることは、学習を続ける動機づけになります。問題解決や創造的な側面に魅了される人が独学に適しています。
独学でプログラムを勉強する方法とは
プログラミングを独学で勉強する方法はたくさんあります。以下に代表的な方法をいくつか紹介します。
これらの方法を組み合わせて、自分に合った勉強方法を見つけることが大切です。また、自分で学ぶ際には、自分自身でモチベーションを保ち、学習の継続を意識することが大切です。
オンラインのコースやチュートリアルを利用する
オンラインには、無料で利用できるプログラミングのコースやチュートリアルがたくさんあります。
例えば、Codecademyや「Progate」、Udemyなどのサイトでは、基礎的なプログラミングの学習が可能なコースが用意されています。
オンライン学習サイトやYouTubeなどで学習することができます。最初は難しく感じることもあるかもしれませんが、基本から着実に学べば必ず理解できるようになるはずです。
チェック
自己流で学ぶ場合は、予習をしっかりと行い、分からない箇所は積極的に質問することが大切です。また、無理をせず計画的に進めることがポイントです。
オンライン学習サイトでは、実際にプログラムを書いて動かすことができる環境も用意されているので、手軽に練習ができます。
自己学習でも、膨大な情報を得ることができますが、中には信頼できない情報も存在します。そのため、正しい情報を得るためにも、公式ドキュメントやオンラインコミュニティの利用がおすすめです。
書籍を読んで勉強する
プログラミングの書籍はたくさん出版されており、初心者向けのものから上級者向けのものまで、幅広く揃っています。自分の興味や目的に合わせた書籍を選び、じっくりと学習することができます。
特に開発技術の何かの分野について深く学びたい場合におすすめです。Webサイトで説明されていないようなことも深くかかれています。
コミュニティに参加する
プログラミングのコミュニティに参加することで、他のプログラマーと交流したり、情報交換や相談をすることができます。例えば、以下のサイトでは、多くのプログラマーが集まっています。
チェック
プログラミング言語のドキュメントを読む
プログラミング言語のドキュメントは、その言語の仕様や使い方について詳しく書かれています。自分でプログラムを書きながら、ドキュメントを確認し学習を進めることができます。
一例ですが、プログラム言語のPythonであれば、以下の公式サイトで確認できます。
ReactはJavaScriptのライブラリですが、ライブラリやフレームワークにも公式ドキュメントがあるため確認できます。
プログラム言語やフレームワークによっては、日本語化されていない場合もあるため英語力が必要となります。
独学プログラミングをする上での注意点とは?
プログラミング初心者の方が独学でプログラミングを学ぶことは可能ですが、注意点があります。
メモメモ
まずは基礎をしっかりと学ぶことが重要で、何も知らない状態からはじめる方は、プログラミング言語の文法や、プログラミングに必要なコンピュータの基礎知識などを学んでから始めることをおすすめします。
プログラミングはコンピュータとのコミュニケーションが必要になるため、英語力も必要になります。実際に、プログラミング言語の仕様の解説などは英語で書かれているものが多いです。
今でこそ翻訳を使用することで、日本語でも理解できるようになってきているので、その部分は問題なくクリアできるでしょう。
独学だと、自分の進み方に合わせて進められるため、自分で勉強スケジュールを立てることも重要です。目標を設定し、計画的に進めていくことで成果も出せます。
プログラミングスクールで学習がおすすめな人
独学で難しいと感じた人や以下のような人はプログラミングスクールでの学習がおすすめです。それぞれ詳しく解説していきます。
- 目的のために何を学習したら良いのかわからない人
- 効率良く学習を進めたい人
- 挫折を防ぎスキルアップしたい人
目的のために何を学習したら良いのかわからない人
自分の目的を達成するために、「何を学習するのか」、また「どんなことを学ぶとよいのかわからない」という人は、プログラミングスクールで学習するのがおすすめです。
このような人は、学習範囲やプログラム言語の選択から困ると思います。プログラミングスクール受講前に知見のある人に相談してみるとよいかもしれません。
効率良く学習を進めたい人
プログラミングスクールでは、限られた期間で目的を達成してもらうため必要なことだけ学べるようにカリキュラムが最適化されています。通常数週間から数か月で学位や資格を取得できるプログラムを提供しています。迅速にスキルを獲得したいと考える人に適しています。
カリキュラムが構造化されていることがプログラミングスクールの特徴です。ステップバイステップで学習したいと考える人に適しています。
挫折を防ぎスキルアップしたい人
プログラミングを始めた人の挫折率が9割といわれています。プログラミングスクールに通い講師のサポートを受けることで確実に挫折率は下がります。挫折せずに学習を続けることで間違いなくスキルアップできます。
挫折せずにプログラミングをやり遂げたいと考えているのであれば、プログラミングスクールで学ぶのがおすすめです。
ハイブリッド型の学習方法も考えてみよう
おすすめの学習方法はハイブリッド型の学習です。複数の異なるアプローチや手法を組み合わせる学習方法です。
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- 独学 x メンター
- 個人的な興味やペースで自己学習を進めながら、プログラミングのメンターからのフィードバックやアドバイスを得るという学習方法は、わからない部分をピンポイントで教わることができるためおすすめです。
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- 独学 x コミュニティー
- 自分のペースで学習する一方で、特定のトピックに焦点を当てたコミュニティーやイベントに参加する方法です。これにより、独学で躓いてもコミュニティーでアドバイスを受けられます。
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- 独学 x プログラミングスクール
- 基礎の学習は無料のサービスを利用して進めます。難易度が上がってきたらプログラミングスクールを利用します。例えば、ポートフォリオ(自分の作品)に実績を作りたいという場合にプログラミングスクールでアドバイスをもらい制作するという使い方をすることができます。
プログラミングを独学かプログラミングスクールかは個人の判断で選択しましょう
プログラミング初心者向けの本やオンラインの教材を使うと、スクールに入らなくても独学でプログラミングを学ぶことができます。スクールに比べると安価で、自分のペースで学べるのがメリットです。
ココに注意
しかし、独学は課題を解決するための質問先が限られるため、実践的な学習やプログラムを作る過程でのトラブルシュートには課題が生じます。スクールに行くことで、他の生徒と一緒にプログラミングについて議論することができたり、専門講師から質問することができるので、効率的かつ迅速な学習が可能です。
自身の学習ペースや環境に合わせて、独学かスクールかを選ぶことが大切です。
独学が不安な方は、自分に合ったプログラミングスクールを選んでみるのはいかがでしょうか?
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