
このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
この記事を読んでもらいたい人は以下のような人たちです。
- 評判の良いプログラミングスクールを探している人
- 相場の料金でプログラミングスクールを学習したいと考えている人
- プログラミングスクールで失敗したくない人
最近は、フリーランスになりたいと考える人が増えました。比例してプログラミングスクールもどんどん増えています。いざ通いたいと考えて探しはじめても簡単には見つかりませんよね。
「失敗したくない」と考えていても、おすすめと言われて受講してみると「イメージと違う」という人が多い。
そうならないために、選び方のポイントからおすすめのプログラミングスクールまで解説していきます。
この記事の信頼度

・IT企業転職歴も3回以上
・プログラミングスクール運営側の経験あり
・単価約100万のフリーランスエンジニア
プログラミングスクールそもそも通うのがおすすめなの?
独学でもスキルを身につけられる人がいる中で、そもそもプログラミングスクールに通う必要があるのかという論争がたびたび起こっています。
独学での学習がおすすめな人
僕も独学でエンジニアになりましたが、現在は以前より求められていることも多い印象です。それでも独学で可能な人は、以下のような人と考えています。
- 学習する期間を長めに計画して続けられる人
- 問題を自分で解決できる人(聞ける人がいる)
- どのくらいのスキルで目的が達成できるか理解している人
プログラミングスクールで学ぶのがおすすめな人
プログラミングスクールがおすすめなのは、効率良く学習できる点。問題の解決しやすさあたりだと思います。
- 仕事をしながら転職を考えている人(効率良くスキルアップしたい人)
- 問題解決に時間がかかり、周りに聞ける人がいない人
- エンジニアに転職するイメージがわかない人
- どのような学習をして、どのくらいスキルを身につけたらいいのかわからない人
プログラミング学習方法は複数ある
以前プログラミングを学習する場合は、ほとんどの人が技術書を買ってスキルを身につけたと思います。
現在は、学習する方法も増えてきて学びやすくなっているのは間違いないです。
YouTubeやUdemyの動画で学ぶ
まだまだコンテンツは少ないですが、動画で学習する方法があります。YouTubeであれば無料で学習できますし、Udemyも安い費用で学習を進められます。
書籍(技術書)で学ぶ
僕は書籍派でしたが、最近は買わなくなりましたね。書籍以外に情報を得られるところが増えたからでしょう。
無料サイトで学ぶ
Progateやドットインストールなどみなさんがよく使われるサイトです。
基本的な部分は、これらのサイトで問題ないと思います。その後さらにスキルアップするために、どのようにして学習を進めていくかが難しい部分だと思います。
プログラミングスクールで学ぶ
挫折率が低くなる点、転職できる可能性など目的に一番近づけるのはプログラミングスクールでしょう。
費用の問題はありますが、転職できるのであれば安い投資と考えていいと思います。
プログラミングスクールに通う人の目的は4つに分けられる
いきなりおすすめ教えてと言われても、目的やゴールが違う人に、このスクールがおすすめとは言えませんよね。
プログラミングスクールで学ぶ目的は、大きく分けると4つに分けられると思います。この後は、以下の4つの目的の人に分けて解説を進めていきます。
- 未経験からエンジニアに転職したい人
- 経験者でスキルチェンジしたい人
- 副業のために学びたい人
- エンジニアと一緒に働くため知識を必要としている人
未経験からエンジニアに転職したい人
未経験からエンジニアに転職したいという目的で学習する人が大半でしょう。
未経験からエンジニアに転職するハードルは上がっているため、ここに当てはまる人は「転職に強い」プログラミングスクールを選ぶのがおすすめですね。
経験者でスキルチェンジしたい人
エンジニアでスキルチェンジ目的で受講する人もいます。組み込み系からWeb系だったり、iOSエンジニアにスキルチェンジしたいという人もいます。
スキルチェンジ目的であれば、経験があるため転職できる可能性は高い。しっかり「スキルアップできる」プログラミングスクールを選ぶのがおすすめ。
副業のために学びたい人
副業で稼ぎたいという目的の人も多いですね。Lancersやクラウドワークスで仕事をしたい人。
自分でメディアやブログの運営をしたいという人も含まれます。「WordPressが学べる」プログラミングスクールを選ぶのがおすすめです。
もう少し難易度を上げたい場合は、PHPまで学習できるといいでしょう。
エンジニアと一緒に働くため知識を必要としている人
エンジニアに仕事を依頼したり、要件を伝える立場の人もプログラミングを学んでいます。
現在の仕事にITを活かしたいと考えている人も多いです。「プログラミング教養」のコースがあるプログラミングスクールを選ぶとよいでしょう。
プログラミングスクール選びで失敗しない6つのステップ
プログラミングスクールを選ぶ前に、決めておくことが最低6つあります。
上では目的が4つに分けられると解説しました。目的が決まっていると少しずつ選ぶポイントも決まってきます。
これから6つのステップで、決めていくことでフィルターをかけられます(100あるスクールを10くらいに絞れますね)
-
STEP1転職支援が必要か不要か転職保証も考慮します。
-
STEP2オンラインか通学かどちらも可能というスクールもある。
-
STEP3学習内容を決めるどのような仕事をしたいのかで変わる。
-
STEP4学習期間を決めるいつまで目的を達成するのか決める(費用も決まる)
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STEP5学習方法を決める講義形式、動画形式、カリキュラム形式
-
STEP6プログラミングスクールを比較する比較してイメージと違ったを防ぎます。
転職支援が必要か不要か
転職支援・サポートは簡単に決められますね。自分がエンジニアとして就職・転職したいか決めるだけです。以下のようになるでしょう。
転職支援 | |
未経験エンジニア転職希望 | 必要 |
経験者のスキルチェンジ | 必要 |
副業 | 不要 |
教養目的の人 | 不要 |
オンラインか通学か
仕事をしながら学習する人は、オンラインがおすすめです。中にはモチベーションを保つために仲間が必要な人は通学という感じで、自分の状況に合わせて選択するのがおすすめです。
現在はコロナの影響もあるため、通学のみはやめておく方がよいでしょう。
学習内容を決める
ここが難しい部分です。Web開発がしたいのか、iOSアプリを作りたいのか決める必要がありますが、未経験の人は決まっていない人が多いですね。
以下は一例ですが、ここが決まらなければ先に進めないので自分が何がしたいのかをしっかり考えましょう。
- Web開発がしたい
=> Ruby, PHP - AI・IoTの開発をしたい
=> Python - iOS,Androidアプリを作りたい
=> Swift, Flutter(Dart)
学習期間を決める
目的を達成するために、ダラダラと何年も学習したいと考える人はいないと思います。
例えば、いつまでに転職するとか副業で収入を得るという具体的な目標を計画するとよいでしょう。そうするとプログラミングスクールでの費用も決まり、生活費の計算もしやすくなります。
学習方法を決める
プログラミングスクールによって学習のスタイルが異なるため、自分に合っているスクールにした方がいいと思います。
- 講義形式
- カリキュラム自習形式
- 動画形式
一般的に上記3タイプですが、学習方法が合わない場合は飽きてしまって続かないということが起こり得るため、優先度は低いかもですが考えておくとよいでしょう。(2択になった場合に学習スタイルの違いで決めるとか)
プログラミングスクールを比較する
ここが1番のポイントになると思います。SNSなどでプログラミングスクールの勧誘がくることがあると思います。その時に「今決めると割引します」といわれると決めたくなります。
担当者が良さそうとか、大丈夫そうと考えずに必ず、2、3社のプログラミングスクールの無料体験を実施しましょう。プログラミングスクールだけではなく、何か物事を決定する場合に比較は必須です。
比較したら、他のスクールの方が理解しやすかったというのは普通にあることです。
プログラミングスクールで考慮するおすすめポイント
先に書いた6つのポイント以外でも考慮しておくとよい点があります。転職で有利になったり受講料が安くなるためおすすめです。
教育訓練給付金制度を利用する
こちらは受講費を国が支援する制度で使える人も使えるプログラミングスクールも限られてはいますが、希望のスクールで教育訓練給付金制度が使えるのであれば、受講費が70%とか還元されたりするためお得です。
以下の点を調べてみてください。ハローワークなどでも教えてくれると思います。
- 自分は教育訓練給付金制度を使えるのか
- 自分が気になっているプログラミングスクールは教育訓練給付金制度の対象か
学生の場合は学割が使えるプログラミングスクール
学生が学びやすいように学割を設けているスクールもあります。学生時代に時間給でバイトをするよりインターンなどで経験を積むことで多くのメリットがあります。
大手企業に就職できたり、就職した時に即戦力としてプロジェクトで役立てることができます。
オリジナルポートフォリオを作れるプログラミングスクール
転職目的でも副業で収入を得たい場合でもポートフォリオがあると、学習したスキルをアピールできます。自分で考えたサービスを作ることで評価してもらいやすくなります。
どのあたりをこだわって作ったか、大変だった点などを伝えることで採用の可能性は高くなります。スクール選びの項目に含めるのがおすすめです。
未経験からエンジニアに転職したい人におすすめのプログラミングスクール2選
未経験者がプログラミングを学習しスキルアップするためには、挫折しないように教育することも大事なのかもしれません。
けれども最近は、「プログラミングスクール卒業生が使えない」と言われることが増えています。やさしくサポートして挫折せずに卒業した結果、あまりスキルが上がっていないということも。
その点も考慮して、未経験者で転職したい人におすすめするスクールは以下の2つの点を重要視しました。
- 卒業後に実務レベルに教育されること。
- 自社開発企業への転職が強いこと。
Rank① ポテパンキャンプ
1位に選んだ理由は、以下のような点です。ネット上の口コミをみても評判は間違いなくトップクラスですよね。
- 自社開発企業への転職させたいというこだわりが伝わる
- 転職サービス「ポテパンキャリア」を運営しているため転職に強い。
- 難易度が高めの教育で挫折率が高いが、卒業生は実務レベルになれる。
- Ruby on Railsを専門で教えているため、教え方にバラツキがない。
Rank② RUNTEQ
RUNTEQもポテパンキャンプに似ているプログラミングスクールです。Ruby on Railsのみで自社開発企業への転職に力を入れています。
評判もいいし、スクールの代表がいい教育をしたいという熱意を感じる。
RUNTEQ 経験者は組み込み → Web系にスキルチェンジする人が多い印象です。Web系で転職したいのであれば、未経験者の転職の部分で紹介したとプログラミングスクールがおすすめです。 エンジニアとしてもう少しレベルの高い分野で仕事がしたいということであれば、AIやIoTといった分野にいくと重宝されるでしょう。 個人的に経験者でプログラミングスクールに通うのであれば、難易度高めの学習をしてほしい。ということでAIを教えているプログラミングスクールをおすすめします。 AIの分野を専門で教えているため、しっかりスキルを身につけられるプログラミングスクール。 こちらもAIを学習できるプログラミングスクール。Kaggleの演習など本格的にAIを学習できる点がおすすめ。 Dive Into Codeも教育訓練給付制度が使えるプログラミングスクールですが、それでも少し高いのがデメリット。 副業目的の人が学習するべきなのは、WordPress一択でさらにスキルアップしてPHP案件という流れがおすすめです。 WordPress以外にも環境やサーバー、Gitまで学習できるプログラミングスクールとして1位にしました。 PHPの学習時間は少し足りないかもしれないですが、少しでも学習していることでWordPressを使いながらスキルアップできると思いました。 テックアカデミーでもWordPressが学べます。WordPressだけでは副業で稼ぐには少し物足りないと感じますが、テックアカデミーではWebデザインをセットで学習できるコースがあります。 その他、サーバー、Git、PHPも学習するため副業に役立てることができると思います。
経験者がスキルチェンジで学ぶおすすめのプログラミングスクール2選
Rank① Aidemy
Rank② Dive Into Code
副業目的の人が通うおすすめのプログラミングスクール2選
Rank① RaiseTech(レイズテック)
Rank② テックアカデミー
教養目的の人が通うおすすめのプログラミングスクール2選
CodeCampには「テクノロジーリテラシー速習コース」といった教養の専門コースがあります。
ITの仕組みを理解し、エンジニアとのコミュニケーションをとりやすくなります。
Rank① CodeCamp
コースが多いため受講者も多いのがコードキャンプの特徴です。
- ITの仕組みを理解したい人の専門コースがある
- エンジニアと関わる人が学ぶコース
Rank② DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPにもビジネス教養が学べる「DMM WEBCAMP SKILLS」というコースがあります。
WebデザインやプログラミングといったITスキルを最短で身につけることができるコースでおすすめです。
まとめ
今回はおすすめのプログラミングスクールを、学習目的別で解説してきました。
プログラミングスクールを選ぶポイントを紹介しました。一番は自分に合ったスクールを見つけることです。
そのために複数のスクールの無料体験、カウンセリングを受けて比較することが重要です。
僕がエンジニアを目指した頃は近くにプログラミングスクールはなく、苦労して独学しました。今は求められるスキルは高くなりましたが、当時に比べるとスキルアップしやすい環境がたくさんあります。
目的を実現できるように、がんばりたいですね。