
このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
一般的には平均年収が高いとされるシステムエンジニア。
実際、システムエンジニアの平均年収は他の職種を比べて高額ですが、年代や性別、地域によって変わります。
本記事からわかる内容は以下になります。
- 年代別システムエンジニアの平均年収
- 男女別システムエンジニアの平均年収
- 地域別システムエンジニアの平均年収
- 年収を上げる方法
システムエンジニアを目指したいと思ったのであれば、年収は気になりますよね。
平均年収が高いと言われていますが、Googleのような大手のシステムエンジニアが平均を上げているだけなのかもしれません。
まず、システムエンジニアの平均年収は、約569万円。
全職種の平均年収は約436万円ですから、システムエンジニアはかなりの高給取りであることがわかります。
実際のデータを見てシステムエンジニアについて知ってください。
この記事を書いた人
特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。
- 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
- 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。
年代別システムエンジニアの平均年収
他の業種の類に漏れず、システムエンジニアも年齢が高くなるほど平均年収が上がる傾向があります。なぜなら、経験を積むにつれスキルが向上し、それに比例して収入もアップするからです。
なぜなら、経験を積むにつれスキルが向上し、それに比例して収入もアップするからです。
では、各年代でどのくらい平均年収が異なるのでしょうか。
20代システムエンジニアの平均年収
20~24歳 | 約314万円 |
25~29歳 | 約391万円 |
年齢が若いうちはシステムエンジニアとはいえ、それほど高い給料をもらえるわけではありません。
システムエンジニアの平均年齢は約38.6歳ですから、29歳の方でもシステムエンジニアとしてはかなり若い部類に入るので、平均年収に到達するのはまだまだ先でしょう。
30代システムエンジニアの平均年収
30~34歳 | 約429万円 |
35~39歳 | 約490万円 |
30代前半に入ると、日本の平均年収を超えますので、やはりシステムエンジニアは給料が高いといえるでしょう。
一方で、システムエンジニアの平均年収には30代後半でもまだまだ届きません。
40代システムエンジニアの平均年収
40~44歳 | 約550万円 |
45~49歳 | 約616万円 |
40代に入ると、システムエンジニアの平均年収に届きます。このくらいの年齢になると、システムエンジニアとしてのスキルもかなり成熟しているのでしょう。
さらに、40代後半では平均年収が大幅に伸び、600万円を突破。平均でこれだけの高収入なのですから、上位層は年収1,000万円を超える人も珍しくないでしょう。
男女別システムエンジニアの平均年収
男女別システムエンジニアの平均年収ですが、男性エンジニアの方が高いです。
賃金格差の問題が残っているのか、女性エンジニアの方がリタイアの年齢が低いのか、単純に男性エンジニアの方がスキルの高い人材が多いのか、要因はいくつも考えられます。
男性システムエンジニアの平均年収
男性 | 約584万円 |
男性のシステムエンジニアの場合、年齢が上がるごとに平均年収も上がっていき、ピークは50代前半の727万円です。
女性システムエンジニアの平均年収
女性 | 約497万円 |
男性システムエンジニアと比較すると平均年収は低めですが、それでも全職種の平均年収を超えています。
女性システムエンジニアの平均年収のピークは50代後半で、約572万円。
地域別システムエンジニアの平均年収
システムエンジニアの平均年収は、地域によっても異なります。
全体的に都市部であるほど平均年収が高くなる傾向があるようです。では、地域ごとに平均年収にどのくらい差があるのでしょうか。
関東地方システムエンジニアの平均年収
関東地方 | 約487万円 |
日本全国の地域の中で最も高額です。関東地方の中でも東京都が平均年収トップで、約558万円。
システムエンジニアの人口は東京が最も多いので、東京のシステムエンジニアが日本全体の平均年収を引き上げているのでしょう。
関西地方システムエンジニアの平均年収
関西地方 | 約461万円 |
関東地方に次いで2位です。関西地方の都道府県ごとのランキングは、2位が大阪府の約488万円で、1位は以外にも滋賀県の約490万円。
北海道・東北地方システムエンジニアの平均年収
北海道・東北地方 | 約461万円 |
北海道・東北地方の都道府県別1位は、やはり仙台市のある宮城県で、約461万円です。
東海地方システムエンジニアの平均年収
東海地方 | 約424万円 |
関西地方についで3位です。東海地方の最もシステムエンジニアの平均年収が高い都道府県は、名古屋のある愛知県で、約474万円。2位の三重県は473万円で、1位と僅差です。
甲信越・北陸地方システムエンジニアの平均年収
甲信越・北陸地方 | 約405万円 |
地域別にみると、全国で最も平均年収が低いです。石川県が最も平均年収が高く、約430万円。
中国地方システムエンジニアの平均年収
中国地方 | 約408万円 |
中国地方の都道府県別システムエンジニアの平均年収は、1位が広島県の約449万円、2位が岡山県の約446万円です。
九州・沖縄地方システムエンジニアの平均年収
九州・沖縄地方 | 約409万円 |
九州・沖縄地方の都道府県別システムエンジニアの平均年収は、1位が福岡県の約450万円、2位が熊本県の約448万円です。
システムエンジニアが年収を上げる方法
高給取りといわれるシステムエンジニアの中でも、さらに収入が高い部類になれたら、かなり豊かな生活が送れるでしょう。
スキルアップする
システムエンジニアが年収を上げるためには、まずスキルをつけることが大切です。
スキルがつけばより難しい仕事をこなして会社から評価されたり、昇進したりします。自分の価値を上げることができます。
価値の高い資格を取得する
必須ではありませんが、興味があれば資格も取得すると良いでしょう。
情報処理技術者試験などから始めて、さらに難易度の高い資格にチャレンジしてみてください。会社によっては資格手当が付くこともあります。
フリーランスエンジニアになる
システムエンジニアとしての年収を最も飛躍的に伸ばすのは、フリーランスになること。
スキルは変わらないのに、正社員からフリーランスになるだけで収入が増えます。若い人は特に収入に差がでます。
ただし、正社員とは違って身分が保障されないというリスクはありますので、正社員とフリーランスどちらがあなたに向いているかを考えましょう。
▼僕が利用しているフリーランスのエージェントです。対応もよくおすすめです。
まとめ
今回は、システムエンジニアの平均年収に関してデータをもとに解説してきました。
システムエンジニア全体の平均年収は全職種の平均年収と比較すると高いですが、若い世代は意外と平均年収が低いという点を理解できたでしょうか。
年収が上がるのは、経験を積んで価値のある人材になってからです。引き続きスキルアップをしていきましょう。