
このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
結論: テックアカデミーのフロントエンドコースだけ学んでも転職も副業も厳しいです。この後、詳しく解説していきます。
こんな方におすすめ
- テックアカデミーに興味がある人
- テックアカデミーのフロントエンドコースが気になる方
- フロントエンドエンジニアを目指している方
この記事は上記の人を対象としています。
僕の経歴は以下のような感じで、サーバーサイドをメインに仕事をしてきましたが、ここ数年はReact、Anglar、Vue.jsといったフロントエンドを担当することも多く、フロントエンドに詳しいです。
フロントエンドエンジニアを目指したいと考えている方は最後までご覧になってください。
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この記事を書いた人
特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。
- 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
- 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。
フロントエンドエンジニアの担当範囲について
フロントエンドとは、フロントエンドエンジニアはどのようなスキルを持った人のことなのか、またコーダーとの違いなども含めて解説していきます。
フロントエンドエンジニアはコーダーと違う?
コーダーというのは一般的に、HTML,CSS, JavaScriptを使いWebページをコーディングする人のことを指しています。
フロントエンドと違うの?というとコーダーもフロントエンドです。フロントエンドはコーダーよりも大きい範囲で使われます。デザインやUI/UXという部分もフロントエンドと言われます。
フロントエンドは企業によって担当範囲が違う
フロントエンドをざっくり分けると、UI/UX設計、デザイン、コーディングみたいな感じで分けれますが、これを一人の人が行う企業もあるし、逆にそれぞれ別の人が行う場合もあります。
以下のように、複数のスキルを掛け持ちして開発する人も多くいます。
チェック
- Webデザイナー + コーダー
- コーダー + フロントの開発
- フロントの開発 + バックエンドの開発
JavaScriptフレームワークでフロントエンドに変化
近年、JavaScriptフレームワークやライブラリが使われるようになりました。有名なところではVue.js、React、Anglarあたりです。このフレームワーク・ライブラリに関してはコーダーと担当を分けている企業も多いです。
技術的にエンジニアの領域に入っているからだと思います。フレームワークが使われるようになりフロントエンドエンジニアという言葉も多く使われるようになったと思います。
メモメモ
JavaScriptフレームワーク・ライブラリについては、JavaScriptの応用なのでJavaScriptの基本からはじめましょう。
テックアカデミーのフロントエンドコースについて
テックアカデミーのフロントエンドコースを受講した後に副業につなげて10万稼ぐというような記事を見たのですが、僕はどうもしっくりこなかったのでまとめてみました。
テックアカデミーのフロントエンドコースの内容
テックアカデミーのフロントエンドコースで学べる内容は以下になります。
- HTML5/CSS3
- JavaScript/jQuery
- Vue.js
- Bootstrap
- Web API
- Firebase
このスキルを身につけたとして副業案件で対応できる部分は、HTMLコーディングとVue.jsの案件(フロントエンドとサーバーサイドの担当が分かれている場合)かなと思います。
Web APIについてはおそらく詳しく学習しない(呼び出して利用する程度)と思うので、請け負えないでしょう。このスキルを身に着けて副業案件を請け負えるのか。つづきます。
テックアカデミーのフロントコースのスキルで副業は可能か
副業でできるVue.jsの案件があるのかLancersで確認してみました。
CSVダウンロード機能
金額 | 10,000円〜20,000円 |
必要なスキル | フロント: Vue.js サーバー: PHP/Laravel |
条件 | Laravelの開発2年以上 |
Vue.jsの改修
金額 | 5,000円〜10,000円 |
必要なスキル | Vue.js |
条件 | 問題を解決できるスキル |
Vue.js案件は副業でできる案件は少なく、あるとしても上記のようなLaravelとセットでできないと対応できない案件が多いです。簡単な2番目の案件のようなのがたまに出てくるが、単価が安い。
ココに注意
- Vue.jsは副業向きの技術ではない
- Vue.jsのみのスキルでは転職が厳しい。(サーバーサイドの技術とセットや他の技術とセットで欲しがる企業が多い)
- フロントエンドコースのみのスキルではコーディングの仕事がメインになりそう。
現役エンジニアが副業目的でテックアカデミーを受講した体験談。
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テックアカデミーを受講し副業に活かしたい場合
フロントエンドコース単体では、副業では稼げないためおすすめはしません。フロントエンドコースを受講するのであれば、バックエンドの言語を学んだ後のスキルアップといった学び方がおすすめです。
いきなりVue.js学習するというのも微妙です。まずはJavaScriptについて学習し理解を深めた後に学ぶことです。
メモメモ
副業目的で学習するのであれば、「WordPressコース」や「Webデザインコース」を学ぶほうが活せるでしょう。
本業でフロントエンドを目指す場合は
本業でVue.jsを活かしフロントエンドエンジニアを目指したいのであれば、「PHP/Laravelコース」とセットでフロントエンドコースを受講するなどして「Vue.js + 何か」を組み合わせて学ぶほうがいいと思います。
Vue.js単体での転職は無理と考えた方がいいと思います。ReactやAnglarと比較するとVue.jsは簡単なので、専門性が低いという点もあり単体スキルでのニーズが少ない理由なのかもしれません。
CHATYはReactに特化したプログラミングスクール。React単体の方がニーズが高そうです。
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現場レベルのフロントエンドエンジニア
実際に現場ではフロントエンドエンジニアはどのくらいのスキルが必要なのか経験から解説していきたいと思います。
フロントエンドエンジニアは元々サーバーサイドエンジニアが多い
今はフロントエンドのフレームワークを使って開発をしているが、サーバーサイドの開発もできる人が多いです。僕がいた現場でもフロントはNuxt.jsでサーバーはRailsという組み合わせで、ほとんどのエンジニアが両方使えます。
その前の現場でもフロントでAnglarが使われていましたが、全員サーバーサイドの経験がある人たちで構成されていました。
メモメモ
フロントの開発部分はバックエンドエンドエンジニアが担当することが多い。
バックエンドエンジニアがフロントの開発をする理由
フロント側にもフレームワークが使われるようになり、MVCとかMVVMとか専門性が高くなってきており、コーディングの延長でJavaScript書いているコーダーには難しくなってきました。
JavaScriptを書けるバックエンドエンジニアは比較的多いので、開発の要素が強くなったフロントのフレームワークはバックエンドエンジニアの方が向いているのかもしれません。
コーダーからフロントエンドエンジニアは?
僕の経験した現場では、コーダーでフロントのフレームワークの対応している人はいませんでした。以前いたプロジェクトにコーダーがいましたが、UI/UXなどに強いコーダー、あとはデザインもできるデザイナー兼コーダーでした。
これからは、一つのスキルだけでは難しくなってきており、コーダーのみで仕事をしている人は厳しくなっていくと思います。
テックアカデミーフロントエンドまとめ
今回は、テックアカデミーのフロントエンドコースについて解説してきました。
フロントエンドの副業という目的で受講するのであれば、WordPress、Webデザインの方がおすすめだし、Vue.jsを使い転職したいのであればPHP/Laravelもセットで学習するのがおすすめという結論に至りました。
フロントエンドエンジニアのみで転職するのは、かなり厳しいと考えておいた方がいいです。その代わりバックエンドもできるフロントエンドエンジニアは現場で重宝されるためおすすめです。
まずはしっかり一つの技術を身につけて経験を蓄えていくのがいいと思います。
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