テックアカデミーフロントエンドは転職に必要か。副業は!?

テックアカデミーのフロントエンドコースが気になる。どのような人が受講したらいいのかな?
今回は、このような疑問に答えていきます。
結論: テックアカデミーのフロントエンドコースだけ学んでも厳しいです。この後、詳しく解説していきます。
- テックアカデミーに興味がある人
- プログラミングスクール選びで悩んでいる人
- プログラミングを学習している人
この記事は上記の人を対象としています。
僕の経歴は以下のような感じで、サーバーサイドをメインに仕事をしてきましたが、ここ数年はAnglarやVue.jsといったフロントエンドを担当することも多く、フロントエンドに詳しいです。
・エンジニア歴10年以上
・IT企業転職歴も3回以上
・元プログラミングスクール運営会社社員
・現在はフリーランスエンジニアとして企業に常駐(在宅勤務)

目次
- フロントエンドエンジニアについて
- フロントエンドはコーダーと違う?
- フロントエンドは企業によって担当範囲が違う
- JavaScriptフレームワークでフロントエンドに変化
- テックアカデミーのフロントエンドコースについて
- テックアカデミーのフロントエンドコースの内容
- テックアカデミーのフロントコースのスキルで副業は可能か
- テックアカデミーで受講し副業に活かしたい場合
- テックアカデミーのフロントエンドコース受講する場合
- 現場レベルのフロントエンドエンジニア
- フロントエンドエンジニアは元々サーバーサイドエンジニアが多い
- サーバーサイドエンジニアがフロントの開発をする理由
- コーダーからフロントエンドエンジニアは?
- まとめ
フロントエンドエンジニアについて
フロントエンドという言葉やどのようなスキルを持った人のことなのか解説していきます。コーダーと違うのか、何ができる人といった疑問に答えていきます。
01フロントエンドはコーダーと違う?
コーダーというのは主に、HTML,CSS, JavaScriptを使いコーディングする人です。
フロントエンドと違うの?というとコーダーもフロントエンドです。フロントエンドはコーダーよりも大きい枠で使われます。デザインやUI/UXという部分もフロントエンドと言われます。
02フロントエンドは企業によって担当範囲が違う
フロントエンドをざっくり分けると、UI/UX設計、デザイン、コーディングみたいな感じで分けれますが、これを一人の人が行う企業もあるし、逆にそれぞれ別の人が行う場合もあります。
さらに近年、コーダーの部分にエンジニアが入るケースも増えてきています。
03JavaScriptフレームワークでフロントエンドに変化
近年、JavaScriptフレームワークが使われるようになりました。有名なところではVue.js、React、Anglarあたりです。このフレームワークに関してはコーダーと担当を分けている企業も多いです。
技術的にエンジニアの領域に入っているからだと思います。フレームワークが使われるようになりフロントエンドエンジニアという言葉も多く使われるようになったと思います。
テックアカデミーのフロントエンドコースについて
テックアカデミーのフロントエンドコースを受講した後に副業につなげて10万稼ぐというような記事を見たのですが、僕はどうもしっくりこなかったので僕なりにまとめてみました。
01テックアカデミーのフロントエンドコースの内容
- HTML5/CSS3
- JavaScript/jQuery
- Vue.js
- Bootstrap
- Web API
- Firebase
テックアカデミーのフロントエンドコースは上記の内容を学習します。
このスキルを身につけたとして対応できる部分は、HTMLコーディングとVue.jsの案件(フロントエンドとサーバーサイドの担当が分かれている場合)かなと思います。
02テックアカデミーのフロントコースのスキルで副業は可能か
副業でできるVue.jsの案件があるのかLancersで確認してみました。
CSVダウンロード機能
金額 | 10,000円〜20,000円 |
必要なスキル | フロント: Vue.js サーバー: PHP/Laravel |
条件 | Laravelの開発2年以上 |
Vue.jsの改修
金額 | 5,000円〜10,000円 |
必要なスキル | Vue.js |
条件 | 問題を解決できるスキル |
Vue.js案件は副業でできる案件は少なく、あるとしても上記のようなLaravelとセットでできないと対応できない案件が多い。簡単な2番目の案件のようなのがたまに出てくるが、単価が安い。
- Vue.jsは副業向きの技術ではない
- Vue.jsのみのスキルでは転職が厳しい。(サーバーサイドの技術とセットや他の技術とセットで欲しがる企業が多い)
- フロントエンドコースのみのスキルではコーディングの仕事がメインになりそう。
03テックアカデミーで受講し副業に活かしたい場合
フロントエンドコース単体では、副業の役にも立たない、本業でVue.jsのみのスキルでは転職も厳しくなるという点を考えるとおすすめしない。
Vue.jsのみを学習したい人にとっては受講料が高くなってしまうため、UdemyやMENTAといったサービスを利用する方が効率が良さそう。
04テックアカデミーのフロントエンドコース受講する場合
副業目的で学習するのであれば、「WordPressコース」の方がまだ活かせそう。
本業でVue.jsを活かしたいのであれば、「PHP/Laravelコース」とセットで受講するなどして「Vue.js + 何か」がないと厳しいと思います。
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現場レベルのフロントエンドエンジニア
実際に現場ではフロントエンドエンジニアはどのくらいのスキルが必要なのか僕の経験から解説。
01フロントエンドエンジニアは元々サーバーサイドエンジニアが多い
今はフロントエンドのフレームワークを使って開発もしているが、サーバーサイドの開発もできる人が多い。今僕がいる現場でもフロントはNuxt.jsでサーバーはRailsという組み合わせ。
フロントを実装するエンジニアが5名いるが、全員Nuxt.jsとRailsをセットで開発している。
前の現場でもフロントでAnglarが使われていたが、全員サーバーサイドの経験がある人たちで構成されていました。
02サーバーサイドエンジニアがフロントの開発をする理由
フロント側にもフレームワークが使われるようになり、MVCとかMVVMとか専門性が高くなってきており、コーディングの延長でJavaScript書いているだけでは難しくなってきました。
JavaScriptを書けるサーバーサイドのエンジニアは比較的多いので、開発の要素が強くなったフロントのフレームワークはサーバーサイドエンジニアの方が向いているのかもしれません。(フロントがめっちゃ苦手なサーバーサイドのエンジニアもいるが。)
03コーダーからフロントエンドエンジニアは?
僕の経験した現場では、コーダーでフロントのフレームワークの対応している人はいませんでした。以前いたプロジェクトにコーダーがいましたが、UI/UXなどに強いコーダー、あとはデザインもできるデザイナー兼コーダーでした。
やはりこれからは、一つのスキルだけでは難しくなってきており、コーディングのみという仕事は減ってくると思います。
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まとめ
今回は、テックアカデミーのフロントエンドコースについて解説してきました。
フロントエンドの副業という目的で受講するのであれば、WordPressの方がおすすめだし、Vue.jsを使い転職したいのであればPHP/Laravelもセットで学習するのがおすすめという結論でした。
フロントエンドエンジニアのみで転職するのは、かなり厳しいと考えておいた方がいいです。その代わりサーバーサイドもできるフロントエンドエンジニアは現場で重宝されるためおすすめです。
まずはしっかり一つの技術を身につけて経験を蓄えていくのがいいと思います。
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