このような疑問をお持ちの方に向けて書いています。
結論: テックキャンプの卒業生は約85%が自社開発企業と受託開発企業に就職しています。
この後、就職先の企業がどのような企業か詳しく解説していきます。
- テックキャンプの就職先に興味がある人
- テックキャンプで受講を考えている人
- プログラミングスクール選びで悩んでいる人
この記事は、このような人を対象としています。
この記事を書いた人
特別何か持っているわけではない普通の人が未経験からエンジニアに転職し、10年以上経験を積みフリーランスエンジニアになり、単価80万〜140万の案件に参画し稼げるように。プログラミングを始めた頃は、「プログラミング向いていないかも」、「自分のスキルレベル低い」と感じ悩んだ経験がある。
- 元プログラミングスクール運営企業の社員のためプログラミングの学習に詳しい
- 自分と同じように悩んでいる初心者へのアドバイスが得意。
TECH::CAMP(テックキャンプ)の就職先の企業の種類
プログラミングスクールを卒業したら、自社開発に就職した方がいいという話を聞きますよね。実際はどうなんでしょう。
IT企業の形態について
プログラミングスクールから就職する企業は以下の主に以下の3種類になっています。
- 自社開発企業
- 受託開発企業
- SES企業
自社開発企業
自社で開発したサービスを運営し利益を出している企業。例: 楽天、メルカリなど
受託開発企業
クライアントから依頼を受けてシステムを開発する企業ですね。システムの規模も大小さまざまですね。
SES企業
エンジニアを派遣して、契約した時間を働いて賃金が支払われる。派遣会社みたいな感じです。
TECH::CAMP(テックキャンプ)卒業生の就職先の企業形態は!?
参照元: テックキャンプ
テックキャンプで公開されている上の資料によると、自社開発企業と受託開発企業への就職で約85%ほどでSES企業は約14%となっています。
テックキャンプでは、未経験者が目指す企業への就職率が高いという結果になっています。
TECH::CAMP(テックキャンプ)の就職先の情報は信頼できるのか
実はテックキャンプで公開された割合の表は、2019年5月31日のデータです。
おそらくコロナの状況では、このデータは出せないでしょう。2020年12月現在では、皆が嫌ったSESでさえ経験が少ない人たちは契約を切られ待機している状況です。
このような状況でも自社開発企業への就職にこだわるべきなのでしょうか。
エンジニアが1番成長できる環境は実務現場。これは現役エンジニアの共通認識。
“自社開発企業”に拘り過ぎるあまり、転職できない(実務経験が積めない)のは本末転倒。
まずは“SIer”でも“SES”でも良いので、IT業界に滑り込み『未経験』の肩書を外そう。
次の転職で理想の会社に行く道も大いにあり😋
参照元: Twitter
就職先はどのような形態がおすすめなのか
未経験者が自社開発企業をすすめられる理由
未経験者は自社開発企業へ就職すべきとネット上では言われていますが、なぜそのように言われるのでしょう。
以下のように考える人が多いからでしょう。
大企業の配属ガチャと同じことがSlerやSES等にいくと起きやすいからコントロール性でいうと自社開発や受託がおすすめされることが多いんだと思う。特にスキルで見られる技術職で最初の環境をコントロール出来ないのは確かに辛い所がありますね口を開けて冷や汗をかいた笑顔
参照元: Twitter
将来フリーランスを目指すなら自社開発ベンチャーがおすすめです。
未経験でもサービスの根幹に関わる開発に携われますし、開発以外にも受発注の流れとかも経験できます。
特に少人数のベンチャーだと個人の裁量も大きいので経験積むのにピッタリです。
参照元: Twitter
自社開発企業は最強なのか
SNSでは、「自社開発企業に内定いただきました」と自社開発企業が最強であるかのように投稿されていますね。実は自社開発でも意外と厳しい状況になることがあります。
例えば、古いシステムの保守の担当をすることになりスキルアップできないということや自社で開発したサービスが全く利益を上げられず、会社が厳しい状況になったり。
ある程度、名前の売れたサービスを運営している企業でなければ収入面でも厳しくなるということもあるのです。
以下のような投稿は、参考になるのではないでしょうか。
ぶっちゃけSESとか受託とか自社開発とかで会社の良し悪しはわからぬ。
形態じゃなくて、会社によるとしか言いようがない。
自社開発でも週7勤務で休みなしのブラック企業とか普通にあるかんな。
最初から順風満帆なエンジニアライフは過ごせない。
ステップアップして充実する。
参照元: Twitter
自社開発企業>受託開発企業>SESみたいに言われるけど、良いSESもあれば悪い自社開発企業もあるから、表面的に判断するのは危険
ただし、良い自社開発企業>良いSESは事実だと思う
自社開発と受託開発は何をやりたいかによるから、一概にどっちがいいとは言えないかな
参照元: Twitter
入ってはいけない自社開発企業の特徴を書きます。
①事業がもうかってない
②テスト・コードを書くつもりがない
③ドキュメントを整備するつもりがない
④「アジャイル」という名の「多くをノリで決める」開発スタイル4つともそろっていたら、その企業・現場から抜けるかを検討した方がよいです。
参照元: Twitter
受託開発企業の評判は
実際に受託開発している人の感想はこんな感じです。これだけ見ると受託開発って最高じゃん?ってなりますよね。
受託開発企業はクライアントから受託したシステムを開発するため、しっかり納期を決めて開発します。納期が間に合わずに休日出勤したり、厳しいスケジュールの案件を受注したり。
サービスの質を上げるために時間をかけられる自社開発企業と違って、時間に追われて開発をする受託開発も意外と大変です。
初めは受託開発の企業がおすすめ。
大前提として自分で学習は必須だけど
SESは開発に全く携われない可能性がある。
自社開発は一つのサービスに従事することが多い。
自分の場合色んな案件の開発や保守に携われた。
→開発に携われる+質問しやすい+多言語
参照元: Twitter
SES企業は就職の選択肢に入らないのか!?
「SESは悪、自社開発こそ正義」という風潮がありますが、弊社のSES部門は「もう自分HTML理解するだけでもしんどいです…」って挫折した人以外は開発案件に全員はいって仕事を続けてるので結構おすすめです。
参照元: Twitter
SES企業でもしっかりと案件をコントロールできている場合は、未経験者でも開発できます。
未経験でも案件に入りやすいからといって、テスト要員ばかり集めているような案件をとってくるようなSES企業でなければ、しっかりと開発も経験できるのです。
結論: 形態の問題ではなく、会社で選ぼう
上の方で、自社開発企業がおすすめか、受託開発も大変だといった話をしてきましたが、どの形態で働いても会社によるし、自分次第というのが結論です。
僕はすべての形態での経験があります。どの形態でもメリットもデメリットもありました。
最終的にフリーランスになったのは、案件を自分でコントロールしたかったからです。自分がやりたいことを選べるからです。
もちろんフリーランスにもデメリットがあります。福利厚生などは会社員に比べると厳しくなります。ボーナスもないし通勤手当すらありません。
それでも楽しく仕事ができる方を選んだわけです。もしそのような会社に入れていたら会社員のままでいたでしょう。
TECH::CAMP(テックキャンプ)の就職先を調査してみた!
テックキャンプで公開されている卒業生の就職先の企業はどのような企業なのか調査してみました。
TECH::CAMP(テックキャンプ)の就職先の詳細
- 株式会社U-NEXT
- 動画配信サービスを提供している大手自社開発企業です。
- 株式会社フロムスクラッチ
- 以下のサービスを提供している自社開発企業。
- ・マーケティングテクノロジー領域の基礎研究・開発
・マーケティングプラットフォーム『b→dash』の開発、並びに導入支援
・人工知能を用いたマーケティングソリューション開発
- 株式会社チームラボ
- 業界では知らない人がいないくらい有名企業。デジタルコンテンツ制作会社
- JapanTaxi株式会社
- タクシーを呼べる有名なアプリを作った会社。
- 寺田倉庫
- いろんな倉庫を運営している企業。「IT」、「ワイン」、「美術品」など
- 株式会社NewsPicks
- ソーシャル経済メディア「NewsPicks」を提供している自社開発企業。
TECH::CAMP(テックキャンプ)で公開されているのは自社開発企業ばかり
公式サイトで公開されている企業は、自社開発企業ばかりでした。
個人的には、SES企業も公開している方が、好感が持てるんですが。
TECH::CAMP(テックキャンプ)の就職に関して気を付ける点・おすすめする点
テックキャンプから就職する場合、気を付ける点やおすすめする点を解説。
気を付ける点 公開されている企業に入れるわけではない
公式サイトに実績として公開されている企業は、あくまでも卒業生が入社したことがある企業でスクールのアピールとして使われています。
転職実績2000名と書いているが、その中で1人でも実績です。
さらにいうと、未経験者とは書いていないです。経験者がスキルチェンジで転職したかもしれません。まずは、無料体験やカウンセリングで聞いてみましょう。
後は、実際に受講した人から話を聞くことも参考になるでしょう。このブログでも体験談を書いてくれた人が2名ほどいるので参考にしてみてください。
おすすめする点 大手に就職できる可能性
気を付ける点に書いたことと逆のことを言ってると思うでしょうが、実績がないスクールは可能性が0に近いと思います。
実績があるスクールは、卒業生の評価によっては再度採用してもらえる可能性があります。
実績に影響を受けすぎず、実績に目標の企業があるのであれば目指して頑張るとモチベーションアップにつながります。
まとめ
テックキャンプの就職先について解説してきました。
就職する企業は自社開発企業だけが正解ではないと思います。自分の希望に近い状況で働ける企業を探しましょう。
テックキャンプで公開されている大手の企業で働きたいと考えている人は、どのようにしたらそこに就職できるのか相談してみましょう。
テックキャンプの評判に関する記事は以下からご覧ください。
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